日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

恐いもの知らず

2006-12-15 | 経営改善
先日、良い人材ほど早く辞めてしまうとお話しました。
今日午前中にそれとは正反対のことが起きました。
それは、ある従業員さんが、
「私はあの人がこれからもここ(の会社)に居るのなら、辞める。」
と言って来たというのです。

経営者は思案顔、どっちを取って良いか判らないというのです。
私の答えは簡単です。
「そのままにしておきなさい。」
「そんなことしたら、本当に辞めてしまいます。」と経営者

経営者の方針に芯が無いことを従業員さんたちは見抜きます。
芯があれば全員でその方針にまっすぐ向かうものです。
まっすぐに進んでいれば、他人のことなど気にしていられないのです。
従って、先ずは経営者が方針を明確にすることが先決です。

しかし、
馬鹿なことを言い出す従業員さんもいるものです。
自分と他人を比較するからどっちをとるという話になるのです。
どっちもいらなかったらどうする気でいるのでしょうか?
必要とされるのは比較対照論で決まるのではなく
「この人が欲しい。絶対いて欲しい。」という絶対論なのです。

他人との比較でしか自分を主張できない人は
早かれ遅かれ必要とされなくなることを理解して欲しいものです。

恐いもの知らずは、自分の居場所をなくしてしまいますね。

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