日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

判断と決断(正直者が報われる時代へ)

2006-12-18 | 危機管理
おかしい
なにかおかしい
昨日のミサワホームに続いて
今日は日興コーディアル証券の不正経理が表面化した。
早速東京証券取引所は管理ポストへ鞍替えさせた。
この措置によって、多くの株主に影響が出る可能性がある。

なぜこのような事が起こるのでしょうか?
ひとつは、判断ミス。
しかも、経営者層の知らないところで起こっている可能性がある。
恐らく、現場の恣意的処理をトップが見逃していたと考えられます。

昨日も書いたように、部下は上司にしかられたくない。
経営者層は投資家の顔色ばかり伺うから
業界第何位、
どれだけの経常利益
こんなところにばかり目が行ってしまう。
結果、部下は兎に角利益が多く出たように見せかけようとしてしまう。

いつも被害者は小市民です。
ファンドなどはチャンとリスクヘッジしていますから
大きな損失を被る事は無いと考えられます。
また、もしも大きな損をしたとしても
ごめんなさいの一言で済ます事が出来ます。
ずるい人間たちにとっては都合の良い時代になってしまいました。

企業が行った処理も判断と決断です。
また、小市民である投資家も判断と決断です。

しかし、沢山の人が影響を受ける事を考えた判断と決断をして欲しいものです。

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