日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

盗人猛々しい

2022-04-09 | 危機管理
弁護士からの受任通知が届きました。
数年前に「確定申告期なのに莫大な税金が発生する」
「でも手元にはお金がない」
「弁護士に破産手続きの依頼をするお金もない」
「どうすれば良いか。。。」
確定申告期限ギリギリに私のblogを見てSOSを求めて来た若者がいました。

既に多額の税金などの滞納があり
お店に毎朝税務職員が滞納金を徴収しに来るという
根本的に生活再建指導が必要な状況でした。

当時誠意さえあればなんでも出来ると思っていた私は
彼の税務申告を請け負った上でお店を引き継ぎ
それまで未払だった仕入資金や家賃の整理をし
店舗経営を引き継ぎ私がオーナー
彼が店長という形でお店を運営することにしました。

条件は一日の給与1万円+売上げ歩合
不定休だったのを週休1日を確保し
アルバイトなども雇いながら店長自体も週休二日に出来る仕組みも作りました。

にもかかわらず
日が過ぎるごとに毎日の売上金を銀行に預け入れる約束を反故にし
原価と売上代金が合わなくなり
遂には電話にも出なくなるという状況が続いたため
私がオーナーであるという地位を解消し
数か月で400万円に上る実損(支出)と多額の売上金の搾取を受けるという
とんでもない状況がありました。

なんとその彼から受任を受けた弁護士が受任通知を送ってきたのです。

まさに盗人猛々しい
未払を清算させ
給料をもらった上で
売上金迄搾取する
そんな彼が法に守られ責任を逃れようとしている。。。

いっそ当時のデータをぜんぶ持って
警察にでも駆け込んでやろうかとも思ったりもします。

長々と書きましたが
コロナ融資の返済が始まると
その返済が出来ずに法に守られ自己破産を選択する人が増えてくると予想されます。
1つアドバイスするなら
支払が遅れたり部分払いするような取引先とはキッパリ取引を停止し
それまでの未収入金を鬼になってでも回収する。
そんなことをして頂きたいものです。
コメント
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