日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

倒産確率と信用補完

2018-05-18 | 他人のフリ見て我が身を正す
これから起業・創業しようとする方の出鼻を挫(くじ)くことになるかもしれません。
しかし、あえてお話しする必要があるのでここに残します。

倒産確率を知らせします。

創業1年以内・・・50%
3年以内・・・80%
5年以内・・・90%
10年以内・・・96%

この数字を取引先側からみると
創業10年以内の企業とは付き合うな!
ということなのです。

もちろん全部の起業・創業事業所を対象に話をしている訳ではありません。
当然残るべくして残る企業はあります。

経営者の経営に対する想いなどを見る前に株主構成を見る必要があります。
株主が誰であるかでその存続可能性(取引の安全度)は大きく異なります。

例えば株主が経営者本人(しかも小資本)であれば信用は殆どありません。
逆に株主が上場企業などであればその安全度は高くなってきます。
上場していなくても社歴が長い企業の場合も安全度は高くなります。

オレにはそんなものなど何もない。。。
そんな方は、信用補完に奔走する必要があります。

例えば取引に於いて
仕入は現金払い
現金払いが鉄則です。
できれば保証金を積む位の事はして欲しいものです。
逆にうとそれくらいしなければ信用を保てないということなのです。

創業・起業者の敵か!?
なんて思わないでください。
中途半端な思いで起業し周囲に迷惑をかけないことを前提にすれば
これ位の老婆心は見せておかなければならないのです。

コメント
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