日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

意図を汲む力

2010-09-11 | 講演会日誌
やっと終わった・・・。

脱力感というか
達成感というか
無力感というか
とにかく一つのイベントが昨日9月10日を以て終了しました。

毎年この時期に繰り広げられるTKC北陸会の秋期大学において
降って湧いたような解説者役
しかもその解説は飯塚毅氏の「正規の簿記の諸原則」を基にした
私たち会計人の行く末についての提言でした。

8月後半に台本を受取り
内容を理解しようとしますが
とにかく内容が難解であり、
何度読み直しても私の頭では理解不能でした。

それでも、発表者として指名され、受託したからには
何が何でも脚本担当の方たちの意図するところを
見て頂く方たちに伝えなければなりません。

時間の無い中で、予定された土日などを使い
台本の読み合わせなどを進めていましたが
9月の声を聞く直前に総合プロデューサーより
「この台本分かり難いなぁ~、書き直せ!」

鶴の一声に
私たち役者担当もそうでしたが
台本担当の方たちは真っ青になっていました。

その後
日々台本が修正されメールにて送られてきました。

最終の台本が完成したのが
9月も一週間過ぎてからの事でした。

目まぐるしく変わる台本
難解な言葉のオンパレード
たくさんの方たちの勉強の集大成である中身を如何に伝達するか
かなりのプレッシャーがありました。

普段自分の思いを参加者に伝えることには慣れている私ですが
他の人の書いた台本に従って
その書いた方の思いを壊さないようにして
たくさん(約500名)の聴衆に理解して頂く
その難しさを痛感しました。

聞く側、参加する側にとっては
たかだか数十分、数時間のイベントではありますが
その数十分、数時間を作りあげるために
ボランティアで莫大な時間と労力・神経を費やしてくれた
たくさんの方たちの苦労と献身的な気持ちを思うと
普段は鈍感な私でさえ、前日、前々日は体調がおかしくなるのを感じました。

作ってくれた方の意図を汲む力があれば
もっとたくさんの事をお伝えできたのかもしれませんが
それはこれからの勉強という事でお許し頂ければと思います。

なんだか最後は言い訳めいてしまいました…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする