名前を呼ぶ効用

会社で言ってはいけない部下の呼び方

それは「キミ」という呼び方です。
会社によっては、男女、役職に関係なく「さん」付けで呼ぶ企業もありますが
こちらは優しい響きがあるので良しとしても（私はあまり賛成ではありませんが…。）
「キミ」は最悪です。

呼ばれた方にしてみると
「俺は『キミ』という名前じゃない！」
「俺の名前を覚えてないんじゃないか！？」
「キミキミって卵の黄身でもあるまいし…（これは無いか…。）」
そんな風に感じてしまいます。

キミと呼ばれて「この上司を尊敬したい」とは思わないものです。
もしも、部下を「キミ」と呼んでいる方がいらっしゃったら
明日から「○○くん、△△さん」と呼ぶようにしましょう。

きっと、笑顔でハイっという返事をしてくれますよ。
お試しあれ！

「まあ、良いっか…」

タイトルの様な言葉を吐く事は無いでしょうか？
「まあ、良いっか…。｝

怖い言葉です。
本当はもっとできるのだけれど
本当はもっと上があるのだけれど
本当はもっと・・・。
途中で投げ出す言葉です。
本当は・・・
本当は・・・
この言葉はいつしか人の能力を落として行ってしまいます。

本当はできるのだけれどやらないだけ
力を出さないだけ
気づかないふりをしているだけ
でも実際には
恐ろしいほどに何もできない自分を作り上げて行きます。

力の出し方が分からなくなってしまいます。
心の使い方が分からなくなってしまいます。
空気が読めなくなってしまいます。

「まあ、良いっか…。」
この言葉だけは使いたくないものです。