日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

豊かさの追求と強欲と

2009-05-04 | 他人のフリ見て我が身を正す
理由はわかりません。
何故か自分の人生を省みる事が多くなってきたように思います。
良しにつけ悪しきにつけ
一生懸命働いて来た事の結果が出てきたからかもしれません。

お金は無いよりは有った方が良いでしょう。
モノも無いよりは有った方良いでしょう。
しかし、これらは有れば有るほどもっと欲しくなるものかもしれません。
言わば、有っても有っても足りないと感じてしまい
もっと欲しいもっと欲しいという気持ちにさせられてしまったりします。

昔から「幸せの尺度」ということが論議されます。
毎朝眼が覚めるたびに「また朝か・・・」と溜め息を付く人
これに対し「ありがとう」と言って感謝できる人

一杯のご飯と一品のおかず、そして味噌汁を
ステーキが喰いたいと言って不満を言う人
これに対し「ありがとう」と言って感謝できる人

こんな小さな古い家と言って持ち家を嘆く人と
たった一室しかない借家で「雨風凌げてありがたい」と言って感謝できる人

金銀、ダイヤ、ブランド物に身を包みながらも
あの人はもっとたくさん持っているのに私は不幸と言いふらす人に対し
イミテーションの飾りを大切に身に付け
これは大切な人からの贈り物と言って大切にし感謝できる人

モノしか見えなくなった場合
有れば有るほどもっと欲しくなるのが強欲です。
「なぜそんなに欲しいのですか?」そう聞かれても
「他人が持っているから」
「もっと欲しいだけ」
「他人はもっと良いモノを持っているから」
そんな答えしか返せなくなってしまっています。

豊かさの追求をするならば
そこにモノは必要ありません。
必要なのは感謝の心です。
「ありがたい」という言葉を
「有り難い」や「在り難い」という文字に置き換えられると
本当に今が幸せなのだと実感できることでしょう。

豊かさは自分の心持にあるものなのですよね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする