ＡＩを使った投資顧問会社が現れたが、多くの投資家の関心はこの会社の株価の動きだ。

投資家がコンピューターソフトを投資に活用していることは当たり前の時代になっている。少なくとも、証券会社などは大型のコンピュターから、営業マンのブック型のものまで、顧客を満足させるデータが、そこで生まれる。しかし、多くは株価の流れや企業の会計数字から出てくるデータをコンピュウター処理しているだけで、投資家が最も気にする雰囲気、例えば、原油が値上がりしそうだとか、ＦＲＢの利上げ予想だとか、ブレグジットの成り行きとか、そして、それらの予想から投資家の多くはどう判断するだろうとか、そう言ったことは投資家本人が判断することで、証券会社の大型コンピューターと言えども、やればできるかもしれないがインプットしなければいけないデータ量が多すぎて、ペイしない。この私の考えと合致しているかどうかは分からないが、アメリカの企業家がＡＩを使って、これに挑戦している。アメリカのことなので、これに多くの賛同者が現れている。上場投資信託（ETF）アドバイス企業「エキュボット（EquBot）」という会社だ。しかし、多くの投資家の関心事はこの会社の株価の上昇というのも皮肉だ。（くちなし亭、12月18日）

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