夢をかなえるキャッシュフロー表

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独白・2011年暮れ

2011-12-31 09:56:28 | FP
2011年が暮れようとしている。11という数字は私たち人類にとって、忌み嫌う数字になるかもしれない。今年、私たち、日本人は3月11日、震災と大津波と原発事故という苦しみを味わうことになった。アメリカ人は2001年9月11日、NYの貿易センタービルを瓦解させる同時多発テロが起こった日である。私たちが3.11を忘れないように、アメリカ人は9.11を忘れない。そして、10年後の今年、テロを指導したとされるビン・ラデイン氏がアメリカ軍の手によって、死んだ。私たち日本人は10年後、この大災害から何を学び、何を教訓として、新しい10年を迎えるのだろうか。はたして原発はどのような進化を遂げているだろうか。自然エネルギーがどのように私たちの生活に密接なものになっているだろうか。2011年は悲しい年ではあったが、原発に頼らない。化石燃料に頼らない時代への幕開けの年になったのかもしれない。けれど、そう思いながらも、今年があまりにも悲しみの深い年であっただけに、その未来を告げる声も芯から明るいものになりきれない私が・・・いる。

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雇用の創設こそ、社会に明るさをもたらす。

2011-12-30 10:46:11 | FP
アメリカの景気が明るさを増すと伝えられている。年末商戦を迎えて、NYの百貨店や若者向けの衣料店では多くの客でごったがえしているという。アメリカのクリスマスや年末商戦はかなりの安売りで、人をひきつけているので、日本でも、安売り店には人が集まるので、同じようなものかと思うのだが、景気ウオッチャーの解説は違うようである。それはアメリカでは雇用が改善しているという。自動車産業では新たに2万人以上の雇用が生まれているという。もちろん、アメリカは来年に大統領選挙を控えて、見た目の景気回復を演出しなければならない事情はあるが、それでも、雇用という問題では日本は全く明るさが見えてこない。社会を明るくするか、暗くするかは、多くの人たちが明るく働いているかどうかにかかっている。どんなに企業の業績がよく、GDP成長率が改善されても、あるいは為替の影響で、見た目の一人当たりGDPの値が高くなっても、社会の明るさとは関係ない。現在の日本に、雇用創設の特効薬があるわけではないが、知恵をしぼって、その改善に全精力を注ぎこんで欲しいものだ。

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ヨーロッパの衰退

2011-12-29 10:30:58 | FP
ヨーロッパの経済危機は越年し、ユーロ安は収まりそうにない。イギリスの民間研究機関CEBRは自国、イギリスがその経済規模において、2011年、ブラジルに抜かれ、6位に転落したと発表した。私が注目したのは、同時に発表された2020年予測である。この予測で、感じられることは欧州の凋落振りである。これによれば、あのドイツでさえ、現在の4位から7位に後退し、イギリスは8位に、フランスは9位。イタリアは10位にそれぞれ順位を下げる。つまり、これまでの著名な作家達が書いた衰亡史のままに、地球の西側へと経済発展の波が移っていくと予測しているのである。西アジアとヨーロッパの時代から、ヨーロッパとアメリカの時代に変わり、さらに、アメリカと東アジアの時代へと変わろうとしているのである。そして、その波は南北間の微妙な動きも加えていく。北の圧倒的に優位な時代は終わり、南への時代へと、少しずつだが、動いていくように見える。そして、時間軸が早くなっている分、その動きは加速していくかもしれない。

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東電の人たちの美談を私は聞かない。

2011-12-28 14:45:18 | FP
原発の事故調査委員会の中間報告で、福島原発の事故後の実態が徐々に、明らかになってきた。私がもっとも不思議の思うのは、福島原発が津波の被害を受けてから、水素爆発を起すまでに、およそ6時間があったということだ。この6時間の間に、原子力安全保安員と東電はなにをやっていたのだ。報告書を見る限り、この両者は何も手を打たず、逃げ惑っていただけだという。彼らには、自分の身を犠牲にしてまでも、周辺の住民達に津波の来襲を伝えようと、半鐘を鳴らし続けて、命を落とした消防団の人の心を伝えたい。彼らには、あの津波の危機を伝える放送に自分のいのちをかけた地元ラジオ局のアナウンサーの心を伝えたい。尊いこれらの人たちに比べ、彼らの肩にかかっていたのは、1億2千万人の日本の国民なのである。自分の身を守りたいというのは動物の本能で、誰もがそれを責めることは出来ないのだが、でも、私たちは人間で、他人を救いたいという精神も生まれながらに持っているはずである。事故発生後、入院逃亡し、1億円もの退職金を手にした東電の前社長をはじめ、東電の人たちの美談を、私は何一つ聞かない。

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私よりもメーカーを信じる人たち

2011-12-27 09:01:48 | FP
私は長く糖尿病を患っている。だから、血糖値を図る機器は欠かせない。そのひとつに血糖値測定電極というものがある。測定器に差込み、その先端に自分の血をつけるもので、この測定電極の先端部分から、通常なら、毛細管現象で、計測される部分に、瞬時に、血は吸い込まれていく。ところが私が病院から買った電極は不良品だった。血をつけても流れていかないのである。そこで、私は病院に、製品の交換を求めた。ところが、簡単に事が終わると思っていた私の思惑は見事に外れた。病院関係者は、誰もが、ことごとく、メーカーの作る医療製品に間違いがないと信じきっていたのである。だから、私の方のミスをなんとか見つけようとした。私がどんなに毛細管現象を利用している部分で、電気的なこととは違うと主張しても、受け付けてくれない。あなたが入れ方を間違えたに違いないというものから、古い製品を間違って使ってしまったからではないですかと、すべて、悪いのは私であるはずだ。早く帰れと言わんばかりの扱いを受けたのである。それでも、一度、この電極を使ってみてくれという私の頑固さに押されて、しぶしぶ、担当の看護婦さんが試行してみて、彼女たちは驚いた。「やってみたら、確かに血が入っていかない。入ることもあったがとても長い時間がかかった。」と私に報告してきたのである。私は「でも、それは私が長いこと、あなた方に説明してきたことではないか。」という言葉を飲み込んで、病院を後にした。病院としてはメーカーにクレーム処理をするそうだ。

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