夢をかなえるキャッシュフロー表

キャッシュフロー表はあなたの人生を変えることが出来ます。あなたの人生をさらに豊かにします。

ワン・ルーム・ドリーマー。

2010-06-30 08:35:22 | FP
アメリカのシリコンバレーには多くのガレージ・ドリーマーが集まってくるように、日本の東京にはワン・ルーム・ドリーマーたちが明日を夢見て集まる。彼らの武器はパソコンとインターネットである。一時期、竹の子のように多数生まれたIT企業が話題になったが彼らもまた、いつか、ヒルズ族と呼ばれる人たちの仲間入りを果たしたいと願っているのである。当然のことながら、彼らは職住混同であるから、最も不便を感じるのが接客である。マンションの下に喫茶店でもあれば最高なのだが、すべてがそのようになっているわけではない。また、できれば、ある程度の人を集めて、説明会や講習会も開きたいのだが、何人集まるかも分からないものに、お金を使うわけにはいかない。手っ取り早いのは市や区の施設を使うことだが、利益目的でないことを強調されたりと悪戦苦闘は続く。また、イメージとは違い、インターネットで顧客を得るためには、ある程度の時間と辛抱が必要なのだ。それでも、健康のことだったり、美容のことだったりすれば、人というものは自分だけの秘密の術を得たいものだから、かなり短期間に顧客を集めることも可能なようだ。私の若い友人、M君もそんな一人だ。そして、最近、うれしそうな顔で、「2LDKに移りました」と報告してきた。

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ガレージ・ドリーマー。

2010-06-29 09:03:44 | FP
サンフランシスコ南東のシリコンバレーには第2のアップルを目指す若者たちが、後から後から押し寄せる。彼らは小さなガレージの片隅から才能の花を咲かせる夢を見る。彼らの成功方程式は株式を上場して、膨大な創業利益を得るか、または大企業に買収されて、多額の成功報酬を得るかである。だが、多くの彼らには半年で、ある程度の成果を出さなければならないという厳しい現実が待ち構えている。それで、芽がでなければ多くは廃業となるのだ。だが、これがアメリカの明るさの原点なのだろうか。廃業した彼らに暗さはない。アメリカにはリベンジの風土がある。誰も彼らの失敗を批判しない。一方、日本だが、アメリカのルールが国際ルールだと政府も企業も教育機関もマスコミも声高に叫び続けているにもかかわらず、日本の起業は難しい。親戚や友達からやっと借り入れたお金で、立ち上げた企業が成功すればよい。もし、失敗などしたら、立ち直るすべはないのである。失敗したときのダメージは計り知れない。弱者強者の理ばかりが強調される。だから風土とルールの違いをもう一度、考えていただきたいものだ。この長引く不況下で、産業構造が大きく変わろうとしているこの時代は、一面、起業家にとって、最大のチャンスでもあるのだ。

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大企業社員の弱み。

2010-06-28 09:58:46 | FP
私たちは、大企業の社員の皆さんと交渉することも多い。その際に、多くの人達が勘違いをしていることがあります。「契約を他社に変えるぞ。」という言葉を安易に使いすぎるのです。これは、自分達の立場を有利にする脅し文句なのですが、中小の企業の人たちにとっては、とても、重く響くこの言葉も、実は、大企業の社員にとっては、それほどに、痛みを感じる言葉ではありません。なぜなら、その契約がなくなったとしても、高々、数あるうちのひとつがなくなるに過ぎないからです。その月なり、その年の成績に、響くことがあっても、それが過ぎれば、忘れ去られる問題なのです。むしろ、うるさい客が減ったと喜ばせるくらいが関の山です。では、大企業社員の弱みとは何でしょうか。それは、彼らの出世とか、評判とかに係わることです。つまり、「契約を止めるぞ」という代わりに、「上司や社長に話すぞ」とか、「会社の中で、問題になるぞ。」とか、「役所から改善をもとめられるぞ。」とかの方が、とりあえずは効果が高いのです。だから、どうしても契約を止めたいのなら、静かに、さっと行うほうが良いのです。しかも、しっかりと下準備を済ませて。

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他山の石

2010-06-27 10:06:14 | FP
最近、日本の大企業が世界の他の国々、特に韓国などのアジア諸国の企業の下請け化しつつあると警鐘を鳴らす人たちが多い。けれど、5、6年前のことだと思うのですが、韓国で新韓銀行による朝興銀行の買収騒動が起こり、相当にもめた記憶があります。その最大の理由は新韓銀行が在日朝鮮人の銀行だからということだったのです。私たち、日本人の目から見れば、新韓銀行が同じ民族の銀行に支援の手を差し伸べるという温かい行為のように感じられたのですが、韓国の人たちにとってはそうではないらしかったのです。屈辱と写ったらしいのです。「どうしてもいやだ。」という感情的な気持ちが沸き起こったようです。さて、日本人も以前はそうでした。外国人がサッカーチームの監督になるくらいならば、許せるが、会社のトップに君臨されるとなると自分の生活のすべてが支配されてしまうような気がして、まずは拒絶反応を起こしてしまったのです。でも、冷静になれば資本を投下してくれるということは、誰でもない、その社員や日本社会にとって有益なことです。もちろん、今までとは異なるルールが会社生活に入ってくるのですから、戸惑いもあるでしょうが、まずは、自分たちの未来に投資してくれたことを感謝すべきことなのです。特に、出来の悪い日本人のトップの下で、悶々とした日々を過ごしている多くの人達を見るとなおさらのことです。今や、法人はどんどん、国際化しているし、その株式に占める外国人の割合も。その企業が将来有望であればあるほど、高くなるとい現実もあるのです。それに企業の盛衰もまるで渦巻きのように激しさを増しているのです。

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なるべく多くの人で聞きなさい。

2010-06-26 09:38:29 | FP
会議でも、講義でも、商談でも、出来るだけ多くの人で聞いたほうが良い。それが緊急だったり、心配事だったり、聞く人が動転しているときには、なおさらのことだ。これはある手術後の話である。執刀医から親族が集まって、その結果報告を受けた。全員が緊張をして、神経を集中して、しっかり聞いていたつもりだった。しかし、その経過が思わしくないものだったから、控え室に戻った全員が無口になった。そして、何日かが過ぎ、その話に戻ったとき、私も肝心なことを聞いていなかったということを知った。すべての人が少しずつ違って聞いていたのだ。誰もが完璧な内容を話すことが出来なかった。もっとも、不可思議だったのは、その患者の妻で、最も患者に近いはずの私の一番下の姉でさえ、最も重要な点を聞き漏らしていた。そして、手術の経過を最も的確に把握していたのは、その日、手術に立ち会うことは出来なかったけれど、心配ですべての人から話を聞いてまわった一番上の姉だった。

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