夢をかなえるキャッシュフロー表

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独白・2012年暮れ

2012-12-31 11:58:04 | FP
人間とは、2歩前進して、1歩下がるような存在である。躍進と停滞を繰り返しながら、少しずつ進歩してきたのである。織田信長が天下布武の意思を明らかにするのは、美濃を制圧し、名を岐阜に改めた時である。しかし、信長はそこに至るまで、長い前進と撤退の時代を繰り返した。そして、その歩みは信じられないほど遅々としたものであった。日本の政治が自民党政権に先祖帰りしたのも、そのようなものかも知れない。それに、自民党自身も、以前の自民党ではないはずである。さて、日本は、今、停滞の中にある。少子高齢化社会といわれるが、世界も瞬く間に、日本と同じような少子高齢化社会を迎えるはずである。中国もそうだし、ヨーロッパの国々もそうだ。さらに、いわゆる後進国と呼ばれる国々も、同じような運命の中にある。ならば、今の日本は世界の先達である。いかに、この高齢化社会を活力あるものにするか。あるいは有意義な社会として、人類に貢献していくか。それが試されているのである。例えば、ロボット技術の活用とか、あるいは、どこにでもいける車椅子社会の実現とか、それはとりもなおさず、電動二輪車のような軽量小型の乗り物で、健常者がどこでもいける社会になることである。社会的な弱者に優しい社会を実現することは、実は、私たち、誰もが恩恵を受けることができる社会になることでもあるのである。

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2012年、白熱電球も消えていく。

2012-12-30 10:59:53 | FP
2008年、政府は国内大手家電メーカーに対し、地球温暖化防止のため、2012年度までに消費電力の高い白熱電球の製造中止を呼びかけた。2012年末まであと2日、ほとんどのメーカーが白熱電球の製造を中止している。だから、無理をしなければ、レコードを聴くことができない時代になっているように、白熱電球のやわらかい明かりを楽しむことはもうできない。私の事務所の明かりも今年、LEDに変わったのである。でも、ある意味、白熱電球の歴史は日本の電気メーカーの隆盛の歴史でもあった。思い出されるのは松下幸之助氏と二股ソケットの開発である。当時、電源といえば、白熱電球を灯すことが主な目的であった。だから、他の電気製品を使うためには、二股ソケットを利用するしか方法はなかったのである。今のように、家のどこにでも電気コンセントのある家などは珍しかったのである。そこに目をつけた松下幸之助氏の野望が透けて見える。電球もそうだが、他の電気製品の普及も見据えていたのである。こうして、パナソニックは世界に冠たる電気メーカーになった。白熱電球の分野でも、幾多の改良を加えながら、日本の白熱電球の創業企業、東芝、発売当初は圧倒的なシェアを誇っていたのだが、その販売量を凌駕していくのである。だが、2012年、日本の誇る電機メーカー各社は苦難の時を迎えている。電気メーカーはすべての電気製品を扱うのだという幻想の基に、成長分野のIT関連事業に力を入れすぎた。結果、世界的な競争の波と価格低下に見舞われてしまったのである。

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望まれる人間像

2012-12-29 11:19:24 | FP
私の友人の娘さんが結婚した。それで思い出したのだが、私がまだ会社人間の時代、同期と酒を飲んでいた。そのときに出た同期の言葉である。「娘が結婚するまでは、この会社にいたい。」私の勤めていた会社はまあ大手企業であった。ネームバリューもある。でも子供のいない私にはまったく発想すら出来ない言葉であった。結婚式の親の紹介に、親の会社名が使われるのである。あるいは相手の親への好印象を与えるために使われるのである。子供の為に、そこまで親が使われることはないと、唾棄すべき言葉だと、そのときには思ったのだが考えてみれば、大企業に勤めている社員はそこそこ守られている。健康保険もそうだし、企業年金もそうだ。住宅ローンを組む際にも、スムーズだし、遊びに行く場所さえ、企業と提携している旅館や旅行業者の数も豊富だ。だから、若者は、誰もが大企業に入りたいと思うのだが、今や、大企業の門は狭い。まず、正社員の数が減っているし、大企業が採用する社員は、日本人だけではない。優秀ならば、外国人も積極的に採用している。もう、そういう時代に入っているのである。だから、日本の若者も、優秀な外国人に負けないほどのバイタリテイを持たなければならないと同時に、企業に頼るという依存心も捨てて、より独立心の旺盛な強い人間になることだ。そのような成長が期待できる人間こそ、今、望まれる人間像なのである。

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子も子なら、親も親である

2012-12-28 11:53:02 | FP
私の知っている小学校の先生に、菜食主義者のAさんがいる。彼女の受け持つ小学校は給食制度なので、彼女も子供達と食事をともにする。もちろん、肉系がないと我慢できない子供達と同じ食事を取ることが出来ないので、彼女は自分の食事は自分で用意する。そのような日常の中で、子供の一人が親に言いつけた。「先生が自分の肉を取った。」彼女を知る私はそんなことはありえないと思うのだが、仮に、彼女を知らない子供の親であっても、子供からそのようなことを告げ口されたとしても、「ああ、そうなの。」程度の話だとおもうのだが、今の親は違う。親は校長室まで押しかけ文句を言い、非難をし続けたのであった。親の言い分は「わが子は嘘をつかない。」まことに素晴らしい子供ではあるけれど、子も子なら、親も親である。こんな親子を相手にしている小学校の先生というのも、まことに、難しい職業になってしまっている。私は下町に住んでいる。先日、道路の真ん中で悪ふざけをしている子供達に、下町のおばちゃんたちが「そんなことをしてはいけない。」と叱っていた。子供達も素直に従っていた。中島みゆきの「フアイト」という歌詞の中に、子供を突き飛ばした人を見て、怖くて逃げたという1節がある。さまざまな日本である。

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パソコンの掃除屋さん。

2012-12-27 11:43:15 | FP
昨日、私のパソコンが壊れた。デスクトップ型のパソコンで、2005年の事務所設立時に購入したものなので、そろそろ、買い替えの時期ではあったのだが、それでも愛着があり、言わば、私の分身であった。だから、心情的には、もう少し持ちこたえてくれと思っていたのだが、機械というものは私の意志とは無関係に、動かなくなるときには動かなくなる。急に、ぷ~んという音をたてて、画面が暗くなり、寿命を迎えた。悲しいできごとであった。半ば、諦めかけて、新しいパソコンの購入も決意しながら、電気屋さんに持っていった。デスクトップ型なので、かなり重い。ふうふう言いながら、タクシーに乗って、持っていったのである。ところが親切な電気屋さんは目の前で、パソコンを分解し、色々と見たあげく、「埃のせいかも知れない。」と言った。圧縮空気を吹きかけて、埃を取り除くと、パソコンは生き返った。勿論、痛々しいパソコンはパソコンなので、買い替え時期が遠くに延びたわけではないが、とりあえず、パソコンに入っていた貴重なデータを取り出す時間だけはいただけた。世の中には自動車修理工場が各所にある。だがパソコンなどの電気製品は、これまで、修理するよりも、買い換えるほうが安いという時代が続いていたので、パソコンの修理業者は創業しても、あまり長続きしなかった。でも、定期的に来てくれるパソコンの掃除屋さんは必要かもしれない。

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