今日は寒い雨が降り続き、人の出も悪く、浅草の名物、人力車の皆さんも寒そうに立ちすくんでいます。そんな車夫の人達に混じって、ついに外人の車夫さんを見かけました。ついにここまできたかと南の国からやってきたその人が震えているのを見ていました。この人力車の車夫さんは見た目ほどには体力は使わないようですが、それでも私に出来る商売ではありません。元気はつらつな若者の商売です。1月21日に文科省の発表した全国小五・中2の体力テストでは大方の予想通り、大都市では低く、人口の少ない地域で高いという常識的な数字になっていました。けれど、注目されるのは北海道や高知という人口の少ない県がもっとも体力が低かったのです。それに比べれば、東京は平均よりも低いけれど、それほどの見劣りがしません。昔、相撲の大横綱は北海道出身者で占められていました。高知の高校球児は甲子園を沸かせていました。けれど、相撲の横綱がモンゴル出身者で占められ、高校野球が大都会の高校が活躍するようになったのは日本の社会が自動車社会になり、交通の不便なところの子供たちほど、歩かなくなったからです。一方、都会はどうでしょうか。地下鉄と地下鉄の間は長い階段です。大きな駅では、ホームとホームの距離も驚くほどの長いのです。軟弱であった都会人が健康を取り戻しているのも分かります。
山下明・夢をかなえるキャシュフロー表
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