夢をかなえるキャッシュフロー表

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分かっていながら知らせなかったのか。

2012-02-29 10:11:50 | FP
昨年の2月、大震災が起こる前である。文部科学省の地震調査委員会は東北地方の巨大津波について、報告書にいつ来てもおかしくない状況であり、警戒するようにという記載を盛り込む検討を行いながら、東海大地震の切迫度を弱めるという理由から、その記述を見送ったそうである。おかしな話である。東北地方には東北地方の危険があり、東海地方には東海地方の危険が迫っているはずである。日本全体としては、東海地方が危ないから、東北は放置するのだという発想は、東京の文部科学省の机の上だけで、通用する話である。まして、文部科学省は原発にも多少関与しているはずである。なぜ、そのような危険性だけでも、福島原発を担当する役所や、東電に伝えなかったのか。感性を疑う発表である。事後となれば、むしろ、そのようなことは予想だにしていなかったといわれるほうが、まだ、潔いというものである。

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自分を知られる恐怖

2012-02-28 10:24:02 | FP
米グーグルが3月1日から変更するプライバシーポリシーが個人情報の漏洩と巨大企業グーグルの手に収集されるという心配を呼び起こしている。インターネットのようなオンラインの情報システムはそれに触れることが出来る組織なり、企業なりのモラルに大きく、依存している。公表しなければ、中国のインターネット支配などの例をあげるまでもなく、陰で、どのようなことが行われ、利用されているか分からない。インターネットから得た情報も、インターネット上に発信したことも、総て、誰とは言わないまでも、知られる運命にあることだけは確かなようだ。対抗できることは、建前上、それは知られてはならないことになっているということである。だから、それが事実だとしても、知らぬぞんぜぬと突っぱねるしかない。せめて、防ぐ手立てがあるかと考えれば、オフラインで創作に向かう以外にない。それも極めて、現在の社会では面倒くさいことだ。パナソニックが米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を採用した スマートフォン(多機能携帯電話)のデータ流出などを防ぐセキュリティー技術を 開発したという。本来なら、このような新技術はいらないはずなのに、自分を知られる恐怖に私たちはお金を払うことになる。

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東大の秋入学

2012-02-27 10:14:22 | FP
仏陀の言葉にこのようなものがある。「そなたたちは知識に溺れてはいけない。知識の枠を幾ら広げたからといって、心が豊かになるものではない。むしろ、その反対に、迷いと不安と混乱を増すだけである。知識は智恵から生じた現象であって、智恵、そのものではないのだ。」東京大学が秋入学を提唱して、波紋を広げている。東京大学は京都大学や早稲田大学など、有名校と言われる数校に、同調を呼びかけた。それらの数校が変えた後は、他の多くの大学が変えようが変えまいが、勝手にしなさいという考え方である。当然、その波紋は、高校や中学や小学校にまで及ぶのだが、それはそれぞれが勝手に処置をしなさいという考え方のようだ。むしろ、自分達の考え方に同調しろという恫喝めいたものさえが見えるようである。

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地下鉄火災

2012-02-26 10:05:19 | FP
2月22日、大阪市営地下鉄御堂筋線の梅田駅で、火災が発生した。梅田駅は周辺にJR,阪急、阪神などの駅が集中し、大阪でももっとも、人の流れがある場所である。そこで、起こった火災、しかも、地下街で起こった火災は、私たちに恐怖を引き起こす。地下鉄はもはや、東京などの大都市にあっては、主要な交通手段になった。毎日、多くの人が利用する。特に、東京は直下型の震度7強の地震が起こると警告されている。もし、そのようなときに、地下鉄に乗っていたら・・・。と考えるのである。電気は止まり、非常灯と案内放送が頼りになる。地震だけならば、地下は地上よりも安全である。しかし、ひとたび、そこで火災が発生すれば、煙は人の命を奪う。一刻も早く、地上に出なければならない。大阪の火災では、本来、火災発生とともに、自動的に流れるはずであった駅構内の火災発生を知らせる非常放送が流れなかったそうである。接続されているはずであった報知機と放送機器との接続が出来ていなかったそうである。どうも、最近、当然、こうなっているはずだったものが、いざ、事故は発生し、そうなっていなかったというケースが目立つ。何故だろう。どこかに、誰もが、責任を他人任せにしている風潮が、この日本という国に、蔓延しているようで、寒気がする。

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ソマリアの混沌

2012-02-25 10:14:33 | FP
アフリカ東部の紛争地帯が世界の貿易に深刻な打撃を与え続けていることは、ソマリア地域の海賊行為に象徴されている。しかし、この地域も、徐々に、和平の機運が盛り上がり始めてきた。その第一はスーダンを長く苦しめてきた南北の武力対立も、南スーダンの独立という形で、解決の糸口を見出した。そして、その歩みは20年も内線の続くソマリアにも及ぶ。ソマリアはエチオピアが皇帝陛下を奉じて絶大な力をこの地域でふるっていたころ、唯一、そのエチオピアに対抗できた民主国家だった。しかし、その急進性や武力の優位性が国内の秩序を乱し始める。内戦状態が続き、その間には、アメリカ軍の進駐などもあったのだが、そのアメリカ軍さえも撃退してしまう武力は、誰にも手がつけられない泥沼化をもたらした。疲弊した人たちは、アデン湾を通る商船に対し、海賊行為を繰り返した。けれど、国際社会はその背後のソマリアが無秩序であるゆえに、根本的な対策をとることもできずにいたのである。しかし、ここに来て、ソマリアの無秩序を演出していた急進的なイスラム組織アッシャバーブの力が弱体化してきた。アッシャバーブは昨年8月、首都モガディシオから全面撤退。同年10月から隣国エチオピア、ケニア軍によるソマリア南部のアッシャバーブの拠点攻撃にも反撃する余力を失っている。国連安全保障理事会は22日、AU(アフリカ連合)ソマリア平和維持部隊を現在の9500人から1万7千人に増やすことを承認した。このアッシャバーブの弱体化で、1991年に独立を宣言した北西部ソマリランドを除く暫定政府、北東部のプントランドや地方勢力も統一政府の樹立に合意した。こうして、アフリカの混沌地域が平和な地域に向かっていけば、その対岸のアラブの地域にも、良い影響をもたらすことが出来ると思うのである。

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