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中国がマカオの一国二制度を持ち上げる。

2019-12-09 10:56:41 | FP
中国の韓正中国共産党中央政治局常務委員・国務院副総理、つまりマカオ担当が次期マカオ特別行政区行政長官となる賀一誠氏と対話したとの記事が載っていた。友好を演出して、にこやかである。私が注目したのは二つの点である。賀一誠氏一行がなぜ中国の北京に来たかということだが、その最大の目的は、どうも、次のマカオ行政区を担う賀一誠氏を含むチームの研修であるらしい。マカオは後で述べるが香港と並び、一国二制度を基礎としている。しかし、そんなことにはおかまいなく、中国政府はマカオはあくまで中国の行政区の一つとして、その行政府チーム全体を研修させているのだ。なんだか、北朝鮮のような思想教育の匂いがして、胡散臭い。二つ目はこの記事で、全面的にうたわれているのは、マカオの一国二制度の成果だ。「マカオのように従順ならばうまくいくではないか」と言わんばかりである。まあ、行政府のトップを呼びつけて、研修までさせているくらいだから、いびつな成果だと思うのだが、それでも高らかにマカオの一国二制度を全面に出しているのは、香港情勢があるからである。香港では大規模デモを許可されたりと融和策が出てきているが、それはアメリカの香港人権法など目に見えて、国際社会の圧力が強くなっているからである。(くちなし亭、12月9日)

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