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2010年、アイスランドのエイヤフィヤトラヨークトル火山が爆発した。

2016-08-31 10:18:16 | FP

2010年、アイスランドのエイヤフィヤトラヨークトル火山が大規模噴火を起こし、その噴煙のために欧州全土で空の便が運航できなくなるという事態に落ちいったのは記憶に新しい。そのエイヤフィヤトラヨークトル火山に近い、アイスランド最大の火山、カトラ火山の周辺で相次ぐ地震が観測され、カトラ火山の噴火が懸念されている。カトラ火山は標高1500メートル。ほぼ50年ごとに噴火を繰り返しているが、1918年以来、大規模な噴火は起きていなかった。前回の噴火から、ほぼ100年が経つ。そして、この地域で29日早朝、マグニチュード(M)4.5の地震が2度にわたって起こり、地震活動は活発化している。専門家は、噴火が差し迫っているわけではないとしながらも、噴火の可能性は排除できないとの見方を示している。一方、気象当局は、「カトラで夏の間に地震活動が活発化するのは通常の現象である」と慎重な見方を示し、「カトラ周辺の計測では、マグマの動きを示す地盤変動や振動が加速する兆候はとらえていない」とも話す。さて、このアイスランドの最大火山が爆発するかどうかは分からない。ただ、日本でも火山の爆発は頻繁になっていて、その噴煙が広域にひろがり、航空機ばかりでなく、自然にも大きな影響を与えることは注意すべきことである。(2016.8.31)

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オリンピックがナショナリズムを助長する。

2016-08-30 10:31:34 | FP

リオ五輪の熱気が冷めやらぬ中であるが、五輪というイベントが、ある意味、各国のナショナリズムを、近年、特に助長するように感じられてならない。今回の五輪の、最初のつまずきもロシア選手団のドーピング問題で、選手の出場の可否に、プーチン政権が強く介入し、政治問題化してしまったのである。地域のチームを応援しあう、例えば、巨人阪神戦の大阪と東京の応援団、Jリーグのフアン同士が熱くなって、ぶつかることもあったが、命を落とすようなところまでにはならない。スポーツには、心を熱くするところは大きいのである。それ故に、オリンピックも、サッカーのワールドカップも盛り上がるのである。だが、その熱い熱気が国同士の根深い対立を煽ることになると、心配である。テニスの錦織選手の「国を背負うという気持ちを体験できたことは自分にとってプラスだ。」という精神面でのプラスも、一つ間違えれば、北朝鮮選手のように、「金正恩のために。」発言のようになる。さらに言えば、全世界で称賛された400mリレーでの日本選手の活躍も、韓国ではケンブリッジ飛鳥選手を指して、「黒人がいて、反則だ。」などとネット上で、その粗さがしを始めるのである。それもこれも、今、世界は、どこの国もナショナリズムが力を伸ばしている状況であるからかもしれない。(2016.8.30)

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金が闇の中に紛れ込んでいく。

2016-08-29 10:12:51 | FP

ドイツのショイブレ財務相は27日、ECB(欧州中央銀行)の低金利政策を批判し、「長期的にみれば、低金利あるいはマイナス金利の結果は有害なものだ」と述べた。さらに、この低金利政策は、退職後に備えて貯蓄をしている国民などに打撃を与えるなどの例をあげて、危険性の高い政策だとした。そのうえで、この政策を終わらせるためには、構造改革と投資拡大のみだとしたのである。私は、この発言に賛成である。日本でも、年金をはじめ、高齢者の生活を支える基盤に、大きな傷をもたらしている。日本の高齢者は金持ちである神話が確かなうちは、何とか持ちこたえていた人たちも、下流老人という言葉が多くの人に自分のことだと自嘲したくなるほどになっているのである。さらに言えば、低金利、マイナス金利が製造業などの分野で、国に活気を取り戻すことになるのなら、それは我慢の問題かもしれないが、実際はそうなっていない。金が闇の世界に紛れ込んでいくようで、明らかに正常ではないのだ。(2016.8.29)

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広州、リトルアフリカ人たちへの締め付け。

2016-08-28 10:42:21 | FP

中国、広州市の北部の三元里から登封にかけて、7㌔にわたり、リトルアフリカがある。中国の開放経済の流れに乗って、アフリカから渡ってきた人たちの多くが住み着いた。独特の雰囲気と、物価の安いことが受けて、町は発展していった。だが、中国は変わった。2013年、出入国管理法の改正が行われたのだ。内容は1986年に制定された同法とあまり変わらないと言うが、内容がより、あいまいになった。それは末端警察の判断で、いつでも厳しく対応することができるというもになった。これは最近の中国政府のやり方である。韓国への圧力の仕方も、従来と変わらないと主張しながら、末端では締め付けを厳しくするのである。リトルアフリカも、法改正の後、急激に厳しくなった。2014年には、美化という名目で、この地域の生命線であった野外市場などが禁止された。警官も多数動員され、身分証明書のチエックも頻繁になった。その背景には、たぶん、この地域に同化していたイスラム教徒やウイグル族への恐怖があったかもしれない。とにかく、こうして、中国の開放政策は終焉していこうとしている。リトルアフリカに長く住んでいたアフリカ人たちも母国へ帰り始めた。(2016.8.28)

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黒田マジックがだんだん効かなくなる。

2016-08-27 10:40:22 | FP

アメリカのイエレンFRB議長が講演し、年内利上げの可能性が高まったと発言した。これを受けて、9月利上げもあるのではないか、もしあったとすれば、年内に、たぶん12月に再利上げもあるかもしれないと読んだ投機筋の動きで、早速、為替はドル高、円安に振れた。一方、日銀であるが、手詰まりである。成長率も、目標とする物価指数も、到底、満足できる水準に至らない。これもあれも、政府の行う、アベノミクスの3本目の矢、構造改革が一向に、進まないからである。日銀の行ったマイナス金利策などは、副作用ばかりで、民間の需要喚起さえ、起こしていない。日銀の残された政策はさらなる国債購入と商業銀行の準備預金の一部に対するマイナス金利の導入、上場投資信託(ETF)などリスク資産の購入。さらに言えば、バランスシートのサイズ維持政策くらいなものになりつつある。それだけ、黒田マジックが効かなくなるということでもある。(2016.8.27)

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