世界の主要な政治指導者の年齢は65歳後半から上だ。

アメリカの民主党のデイベートが行われたのだが、トランプ大統領の弾劾訴追を受けた直後のことなので、その点については一致し、盛り上がったという。だが、その他の政策論については、左翼的な論調の強い候補の声が大きくなる傾向はどこの世界でも同じで、その財源はどこから来るのかという点では曖昧でも、聴衆は共感するらしい。さて、この主要な民主党候補だが、バイデン氏が77歳、サンダース氏が78歳、ウオーレン氏が70歳である。一方のトランプ大統領が73歳なので、アメリカの政治指導者の年齢はかなり高齢になっている。最近、フインランドの首相となったサンナ・マリン氏は34歳という若さで注目を浴びているが、これは例外で、世界の政治を担う指導者たちの年齢は日本の安倍晋三首相が65歳、ドイツのメルケル首相も同じ65歳、中国の習近平主席が一つ上の66歳。ロシアのプーチン大統領が、もう一つ上の67歳である。さらに言えば、インドのモディ首相１９５０年生まれの６９歳である。この年齢層が経験やら、押しの強さやらを兼ね備えた年であるのかもしれない。（くちなし亭、12月21日）

Y-FP Office Japanトップページ