夢をかなえるキャッシュフロー表

キャッシュフロー表はあなたの人生を変えることが出来ます。あなたの人生をさらに豊かにします。

独白・2008年暮れ

2008-12-31 12:36:08 | FP
昨年の年末の独白は暗いものでした。今年の危機が予感されていたからです。襲い来る危機にあまりに多くの人達が鈍感でいるように感じられたのです。けれど、今年は違います。私たちは危機のど真ん中にいるのです。世界中に新型のインフルエンザが蔓延したようなものです。体力のあるうちは耐えられます。しかし、衰弱が始まれば病魔が襲います。新型のワクチンはすぐにはできません。もちろん、世界中の識者の智慧を集めています。アメリカではオバマ新政権が発足します。彼は多様性を主張しています。新しいエネルギーにも注目しています。日本はどうでしょうか。今、日本に求められているのは世界への貢献です。かつて、私たちは三池労働争議まで経験しながらも、石炭から石油へとエネルギー転換をいたしました、あのようなダイナミックな転換が必要とされているのです。過剰金融も、過剰消費の時代も終わったのです。求められるのは調和のある発展を全世界の人達と共有することです。

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冷たい景気の嵐が吹いている

2008-12-28 11:36:04 | FP
来年度の経済予測というものがそろそろ出始めているのだが、今年の経済変化があまりに急激に変わってしまったために、多くの識者の間の論調は逡巡しているものが多い。スピードも遅いし、大胆な予測は影を潜めている。つまり、こうかもしれないが、こうであるかも知れないという曖昧なものとなる。そのような中にあって、マンション予測と言うものは早い。もともと供給側の計画は何年も前から出来ているので、それに沿って、予測していけばよいので、やりやすいと言えばやりやすいのである。その論調はこうである。住宅ローン金利は下がりますよ。税制も優遇税制が受けられますよ。物件価格も原油などの原材料費の低下で安くなりますよ。マンションも今年の不況で、出来上がっている物件が豊富で、選びやすいですよ。などなどである。確かに、そうかもしれないが、これらはすべて供給側の話である。買う側には賃金カットや冷たい景気の嵐が吹いているのである。

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薬屋さんで聞いた話。

2008-12-26 11:41:00 | FP
そこの薬屋には、若い女性が多く来る。そんな中で、便秘に悩んでいる人がいて、よく便秘薬を大量に買っていくそうだ。その店員は薬剤師ではない。ただ、あまりに頻繁に買いに来るので、尋ねたという、「お一人で飲まれるのですか?」 その問いに、若い女性はつらそうに頷いたという。人間の肉体は惰性に弱い。毎日、怠惰な生活をしていれば筋肉が弱るし、この女性のように、薬に頼ると、薬のない生活はなくならない。お店にとっても、薬を売ることが商売なので、この女性は良いお客様なのである。だから、「お大事に。」という言葉をかけるだけだという。このようにお客にとってはよくない選択でも、お店にとっては良い選択というものがある。金融商品などはまさにその種の選択が交差する。売ればよいという店側にも問題は多いのだが、買う側でももう自衛することが求められる時代に入っているのである。けれど、幾ら金融商品取り扱いの法が細かくなっても、お客に責任をかぶせて平然としている店も多いのだ。

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TV放送の足音が消えていく。

2008-12-25 11:37:45 | FP
テレビ局はさかんに2011年7月までに、アナログ放送は終了し、地上デジタル放送に変わると宣伝している。これが本当にそのまま実施できるかどうかは定かではないが、ともかく、デジタル化されても、地上波の独占は続くわけである。ところで、東京のテレビ局は7局である。では、なぜ、それ以上の局がないのか。それはテレビが地上波という限られた電波帯を使っているからである。放送がデジタルに変わっても、地上波である以上、同じ制約を受ける。これは、政府とテレビ局との持ちつ持たれつの関係を作る。政府の保護と規制に胡坐をかいているテレビ局に、明日はないかもしれない。携帯電話が普及し、その利用範囲が膨らんでいくとき、テレビはケーブル化し、その帯を携帯電話やその他の有効な利用先に譲るべきかも知れない。テレビが巨人軍ばかりの放送や、同じタレントに占有されている時代はもう、終わったほうが良いのかもしれないのである。インターネットTVの足音も聞こえてくるのである。

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新聞はいつか、夕刊がメインになる。

2008-12-24 11:47:27 | FP
私はいつも思うのだが、新聞はいつか夕刊がメインになるときが来る。これだけ、テレビやインターネットが普及しても、私は新聞が手放せない。テレビに比べれば、圧倒的に情報量は豊富だし、インターネットもそれほど自由に使いこなせない。だから思うのだが、新聞はいつか、夕刊がメインになる。なぜか。まず、新聞の主要なニュースが日本国内だけでなくなったことだ。必要な情報の多くが海外の出来事になりつつあるのだ。海外ニュースの発信は欧米である。だとすれば、事件は我々の眠っている間に起こる。もうひとつの理由は活字になるまでの時間だ。技術革新や情報ネットワークの発達で、これまでの新聞作成に要する時間は圧倒的に短縮されている。そして、日本の出来事も数時間で活字になる。つまり、ともに活字になるのは午後である。夕刊の世界なのである。ただ、現在は出来ない。朝刊は相変わらず圧倒的なボリュームだし、夕刊はうすっぺらなのだ。その最大の理由はそれに携わる人達の配分だ。多分、記者や新聞配達をする人達も含め、朝刊主流の現体制を崩すことのほうが難しいだけのことなのだ。ということは、そのような体制にいち早く取り組んだ会社が次世代の主力になるということだ。

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