夢をかなえるキャッシュフロー表

キャッシュフロー表はあなたの人生を変えることが出来ます。あなたの人生をさらに豊かにします。

「すくむ」

2009-11-30 11:58:07 | FP
「すくむ」ということがある。蛇ににらまれた蛙なら、目の前に敵がいるのだが、人間の場合には、ほんの些細なこと。小さな失敗。空ざむい気配。しめつける圧迫感。それを解決するには、ほんのわずかな行動ですむのだが、心が「すくむ」のである。行動できない。動けない。とにかく出来ないのである。

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知らぬ間に品種改良は進んでいる。

2009-11-29 11:27:31 | FP
私の小説「左甚五郎」の挿絵のくちなしの花にクレームがついた。その人の話によれば、くちなしの花が多重の花弁を持ったのは明治以後の品種改良によるものだそうだ。だから、左甚五郎の活躍した桃山時代には一重だったというものである。貴重なご意見である。今の人には一重のくちなしの花など見たこともないし、想像も出来ないことである。栗の世界でも渋皮のむけやすい大きな栗「ぽろたん」が開発されたそうだ。日本中のお米がいつの間にかコシヒカリになったように、日本中の栗が「ぽろたん」になる日もそう遠くないのかもしれない。昔、北海道勤務であったころ、食材の豊富さや海の幸のおいしさを味わっていたのだが、その時の最大の不満はお米で、そのまずさが他の食材のおいしさまでも打ち消してしまうようだった。けれど、今では、「きらら」という品種が北海道の稲田に植えられ、コシヒカリにも負けない味を誇っている。温暖化と技術開発が進み、北の大地に本州に負けないほどの食材が生産される日も近いのである。

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自分の考えを押し付けるのは良くない。

2009-11-28 11:43:55 | FP
ある人がこぼしていた。その人の娘がある歯医者の先生を好きになった。だから、その先生から高額のインプラント治療を薦められたとき、それで治したいと思った。しかし、この治療は高額な費用がかかる。健康保険の範囲外だからである。この話を聞いた母親は娘に言う。何もそんな高い治療をしなくても、健康保険の範囲で直せばいいんじゃない。私が歯を治したのも、家族も、おじさんもおばさんもみんな、そんな治療はしなかったし、それで十分だったわよ。ここで娘は泣き顔になる。娘といっても、もう独立して、会社勤めの娘である。この治療費にしても母親のお金を当てにしているものではない。自分のお金なのである。私の考えを言えば、私は娘さんが自分のお金でする限りは、どんなに贅沢だったり、一般的なことでなかったとしても、詐欺のようなことでない限り、人は温かく見守るべきだと思う。結果として、娘さんが失恋して泣くことになってもである。逆に、最近、よくあることであるが、そのようなお金を親に無心にくるような場合には断固、はねつけるべきなのである。この種の贅沢さは自分のお金でやるから許されるのであって、他人のお金をあてにしてはいけないのである。話は少し飛ぶが、今、事業仕分けチームで検討されている思いやり予算にしても、お金が潤沢にあるうちは許されるのであるが、借金だらけの国が許される話では本来、無いのである。

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ドルキャリー取引

2009-11-27 11:28:27 | FP
バブル崩壊後の日本の円は日銀による0金利政策とそれに続く、金融緩和政策により円は海外投資家に買われ、金利の高い国や地域で運用されるといういわゆる円キャリー取引が行われた。現在、米国の金融政策は当時の日本の金融政策に近い。よって、投資家は安いドルを調達して、金利の高い国、オーストラリアなどで運用するドルキャリー取引が活発になりつつあると言われている。金融過剰時代が終わっていない証拠である。基本的には大量の資金を持ち、且つ、開放的なアメリカとヨーロッパと日本の為替状態がどのように変化しているかが問題となる。円キャリー取引が行われていた当時のアメリカの政策金利は4.5%程度で、日本の0金利と比べてもかなりの開きがあった。ところが現在は一番高い欧州政策金利もせいぜい1%なのである。だから、単純に考えれば、1年間に為替が約1円以上下がると、利益は生まれない。つまり、現在のドル安は単純なドルキャリー取引ではなく、為替操作による利益獲得競争なのである。そうであれば、一途に下がり続けることはありえないと思われる。

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歴史ではなく、過去を振り返る

2009-11-26 11:39:12 | FP
20年位前の自分は何を考えていたかと振りかえるのは、歴史を振り返るよりも重要なようである。ここに20年前くらい前の英語の教材がある。英語の教材だから、日本について、紹介する部分も多い。その中には「家族は狭い家で助け合って暮らしている。」などという記述もあり、現在の状況とは明らかに異なっているものも多い。だが、その中には、どのような過程を経て、今の状況になったのかということを示すものもある。例えば、教育である。「日本が豊かになればなるほど親は出来るだけ早く子供から自由になりたいと願っている。」とか。「今、子供が何を悩み何に好奇心を持っているか親はあまり興味がないように見える。」とか、子供たちが荒廃していく、あるいは少子化に向かう状況が何気なく語られているのである。つまり、今、何かの問題を抱えているとしたら、20年くらい前に、あるいは10年くらい前に、その問題とどのように関わっていたか。過去を振りかえってみると原因のひとつが見えてくるのかもしれない。

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