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ロシアをSWIFTから締め出すことで、トイレットペーパーが消える。

2022-02-28 10:00:46 | FP
アメリカとEUは26日、ウクライナに軍事侵攻したロシアに対し、世界の銀行決済取引網「国際銀行間通信協会(SWIFT)」から一部銀行を排除する新たな制裁を科す方針を表明した。実質はロシアの2大銀行と言われる。日本も当然、その枠組みに参加を呼びかけられている。SWIFTはアメリカのドルを世界貿易の決済にする制度で、アメリカドルの力の源泉である。そこからロシアを締め出すという決定なのだが、当然、我々も返り血を浴びる。ロシアもそれに備えて、人民元決済の比重を高めてきたようだが、中国との貿易だけで、国民の生活を支えることはできない。だが、世界が2つの経済圏に分断される可能性はある。直近のことでいえば、原油が値上がりしている。ロシアの重要な輸出品である原油と天然ガスの輸出が滞ることになるという見方からだ。現在の原油価格はBrent原油が1バーレル99ドルを突破した。100ドルになるのも時間の問題である。こうなると再び、スーパーの店頭からトイレットペーパーが消える日も近い。(くちなし亭、2022.02.28)

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ウクライナ軍の抵抗がドイツの姿勢を変えた。

2022-02-27 10:00:26 | FP
ウクライナ情勢だが、西側のベストのシナリオはウクライナ軍がロシア軍の進攻に耐え、持ちこたえることだ。当初はウクライナ軍があっけなく崩壊し、ロシア軍の占領下に陥るのではないかと危惧されていたのである。だから、ウクライナ軍への兵器供与も及び腰であった。下手をすれば、支援した武器が無傷のままにロシア軍に渡る可能性施もあったのである。だが、ウクライナ軍が健闘しているという情報が伝わるにつれて、西側の国々の態度にも変化が見られ始めた。ドイツである。ドイツ政府はこれまで、ウクライナへの関与に対してはロシアに配慮して、慎重な姿勢をとってきた。だが、ここにきて、姿勢を転換した。26日、対戦車ロケットや携行式地対空ミサイル「スティンガー」などの兵器を供与すると決めた。ショルツ首相は声明で「ロシアのウクライナ侵攻は時代を転換させた。」とした上で、「プーチン(大統領)の侵略軍」に対抗するための支援は責務だと強調した。それもこれも、ウクライナ軍が抵抗しているからだ。ウクライナ軍の先祖はかの有名なコサック騎兵なのだ。(くちなし亭、2022.02.27)

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ウクライナからの情報は古いものと新しいもの、フエイクと思惑が重なりあう。

2022-02-26 10:21:39 | FP
ウクライナからの報道は遠いせいもあり、情報制限下にあることもあり、断片的である。だからと言うわけではないのだろうが、テレビから伝わるニュースは新しいものと古いものがごちゃ混ぜになって、伝えられている。ウクライナ軍はまともに戦っているのかと言うものから、ウクライナ軍は善戦していて、ロシア軍の進攻を抑えている。首都キエフにロシア軍の戦車が突入した。など、フエイクニュースも含めて、本当の現実を伝えるものがどれかを私たちに選別せよと言っているようだ。チェルノブイリ発電地域をロシア軍に占拠された後の報道も、思惑が絡んで、内容が違う。ウクライナ原子力規制監督庁幹部はAFPに対し、チェルノブイリ立ち入り禁止区域で午前3時20分に放射線量の上昇が確認されたと発表した。危機を高め、ウクライナへの支援を仰ぐためである。それに対して、ロシア側は放射線量は通常通りだと反論し、国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は放射線量は低水準で、周辺への危険性はないとの声明を発表した。IAEAはヨーロッパ各国に原子力パニックを起こしたくないための発言である。(くちなし亭、2022.02.26)

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ロシアは北朝鮮化していく。

2022-02-25 10:22:16 | FP
ロシア軍によるウクライナ進攻が伝わり、その早さに驚くとともに、ウクライナ軍の準備の悪さも分かり、この数週間、ウクライナ軍は何をしていたのだと思わずにはいられない。ウクライナ国民の自由を求める動きとは対比して、ウクライナ軍は長いロシア軍との関係で、疎通していたのかもしれない。それはさておき、この進攻はロシア経済にとって、致命的な影響を与える。ロシアの株価は大暴落した。ロシアの通貨、ルーブルも他の国の通貨に対して、暴落である。ロシアが自慢できるものは原油と天然ガスだが、それ以外の物の多くは輸入に頼る国である。つまり、ハイパーインフレが起こる。ロシア国民は疲弊していくことになる。それは明らかに、ロシアの北朝鮮化である。もし、プーチン大統領がそのようなときにでも、健在であれば、アメリカに向かって、核を飛ばすぞと脅し、経済封鎖を解除せよと叫ぶだろう。だが、今の北朝鮮の、このような脅しをまともに受け答えしようという雰囲気は世界に無い。北朝鮮の弱体化が鮮明であるからだ。ロシアの叫びも、やがて、誰も気にも留めないことになるだろう。(くちなし亭、2022.02.25)

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プーチン氏は完全に正気を失った。

2022-02-24 10:33:17 | FP
ウクライナ情勢は目まぐるしく変わる。それも、悪い方向へだ。まさか、そんなことはしないだろうなどと言う理性的な思考も、次々に覆される。それを見事に言い当てているのが、英国のベン・ウォレス国防相だ。彼はロシアのプーチン大統領を19世紀半ばのクリミア戦争前夜の皇帝ニコライ1世の例える。「プーチン氏は完全に正気を失った。」正気の人間と正気の人間との間の対話ならば、交渉も成り立つ。しかし、片方が正気を失ってしまえば、何をするか分からない。現在のプーチン氏を象徴するような出来事がクレムリンで起こっていた。ウクライナの2州独立を承認する政権幹部への意見徴収の場である。彼は幹部たちの意見など求めなかった。ただ「イエス」と言えばよいと言ったのだ。彼が政権内の人間にこのような自分の姿を見せた以上、もはや他人の意見を聞けなくなったのである。弱気な自分は見せられなくなったのである。うまくいくとか、いかないとかと言う次元さえ超越しているのである。もはや突き進むしかないのである。(くちなし亭、2022.02.24)

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