夢をかなえるキャッシュフロー表

キャッシュフロー表はあなたの人生を変えることが出来ます。あなたの人生をさらに豊かにします。

インターネット利用者は見捨てない。

2010-03-31 08:55:55 | FP
多くの金融関係者は将来的に、インターネットに顧客を奪われてしまうのではないかと疑心暗鬼になっているようです。けれど、少し前の話ですが、損害保険市場に、外資が進出し、テレビコマシャルを通じて、その安さを宣伝したことがありました。一時、多くの損保関係者は、その保険収入の伸び率に、戦々恐々となり、日本興亜社などは通販専門の子会社をあわてて作ったほどでした。けれど、結局、1%の壁に阻まれました。日本の損保市場の1%を上回ることが出来ずに、しだいに、TVCMの数も減っていきました。つまり、顧客の多くは対面募集という、人の顔のほうを信用したのです。さて、インターネット市場でも同じ現象が起こっています。アメリカのForum for Investor Adviceの調査によれば、10人の投資家のうち、7人はインターネットを活用しているそうですが、そのうち、インターネットで取引をした人は15%にすぎないそうです。ほとんどの投資家は情報を得る手段に使っているだけだということです。そして、多くは自分のアドバイザーの意見を尊重しているし、それに満足しているとの回答を寄せているそうです。

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急速に進む世界の老齢化。

2010-03-30 09:28:31 | FP
日本の少子高齢化が問題になっていますが、実はこの傾向は、世界的規模で進んでいます。しかも、それは、西ヨーロッパや日本という先進国だけの問題ではありません。発展途上国もまた同じような老齢化問題に直面しているのです。老齢化が進むと、年金負担と医療費の増加が国の財政を圧迫します。先進国ではこれまでの豊かさという蓄積がありますから、深刻な問題であることには間違いないにしても、解決する道は残されています。ところが、発展途上国では、それほどの蓄積のないままに、この深刻な問題に直面してしまいました。一般的に、少子高齢化とは、年寄も増えるが、子供も減るので、子供にかかる費用、例えば学校教育費用などを転用できると考えられてきたのですが、少数の子供にかける一人当たりの教育費や医療費は大きくなる傾向があって、子を持つ親への負担は減ることはありません。また老人への医療負担も子供よりも2.3倍は必要になるという調査結果も出ているのです。さらに、ここに来て、国によっては急激な人口増を嫌い、その抑制策を取った国もあります。中国では急激な一人っ子政策がいびつな家庭を作ってしまったともいわれています。一人の子供が二人の親とその上の4人の祖父母を養うという構図になったと危惧されています。日本の親はそれなりに豊かですが、発展途上国の親や祖父母はとても貧しいという現実があります。政府に財力はありませんから、その負担は比較的に豊かになった子供達に重くのしかかることになります。

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知識と知恵を集めましょう。

2010-03-29 08:49:19 | FP
私たちの一人の知識や知恵には限界があります。それはもともと入ってくる知識が少ない上に、私たちの脳には「忘れる」というとても健全な機能が備わっているからです。テレビのクイズ番組を見ていても分かることですが、あんなことも知っている人がこんなことも知らないということは良くあることなのです。そこで、チームというものが必要になります。ある研修会ではチーム戦でより優れた回答を導きだす訓練をしているそうです。よくあるパターンだそうですが、特定の職場の人達だけで意見をまとめようとすると、結局代表者とそうでない人たちとの間で、意見が分かれてしまい、沈滞してしまうそうです。そこで、この研修会では、幾つかのチームが合同で行い、途中で、チーム編成をバラバラにし、バラバラになったチームの中で、元のチームが考えていた案について意見を戦わせ見る。そして、再び、そこで出された課題や問題点をもう一度、元のチームに持ち帰って、再考するというワンステップを加えることで、今までにない結果を出すことが出来るそうです。私たちの社会も会社も、組織として動いています。けれど、私たちはその知識や知恵には限界はあるけれど、ばらばらの知恵や知識を寄せ集めれば、考えられないような成果を出す可能性を秘めています。すべてが個性の塊なのですから、組織も、この宝物を活用しない手はありません。

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非通知番号からの電話には出ない

2010-03-28 08:57:15 | FP
私はよほど、手が空いているとき以外は非通知番号からの電話には出ないようにしている。なぜかと言えば。まず、電話でも何でも、訪問者が自分の名を名乗らないのは失礼だと思うからである。非通知番号が許されるのは、受信専門の電話か、その電話の使用範囲が狭い個人に限られるべきである。特に、気に入らないのは最近、企業が、特に大企業が代表番号以外は総て、非通知にしていることで、それを利用して、悪質な販売業者までもが、この非通知を利用している。さらに、ある企業は契約時の電話は“ここにかけてください。“と声高に呼びかけるのだが、契約後の相談やクレームや解約への電話番号は、そのホームページにさえ、分からないようにしている。ひどいものにはその番号自体を隠しているものさえあるのだ。さらに、契約時のお客と区別して、問い合わせに関する電話はなかなかつながらない。”只今、混んでいます。“という一言で、済ませている。これは混んでいるのではない。その相談窓口の担当者の数を少なくしているだけなのである。だから、私たちも、対抗策を取ろうではないか。その最初が、非通知番号からの電話には出ないことだ。その多くは決まって、勧誘だから、被害は無い。非通知番号が少なくなれば、我々はなんとか、かけたい電話へたどり着けるはずである。

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貨幣改鋳と現在の財政出動(続き)

2010-03-27 22:03:48 | FP
江戸元禄期の荻原重秀の行った貨幣改鋳についての続きのお話をします。荻原重秀は貨幣改鋳によって、通貨供給量は増加していきました。通貨は経済の血液のようなものですから、その安定供給は経済にとって重要な役割を果たします。ですから、この改革は江戸の庶民の暮らしに好影響をもたらしました。一方、それまでは貨幣は持っていれば、持っているほど、その価値をあげていくので、多くの商人達は蔵に、千両箱を積んでいました。ところが重秀の貨幣改鋳以後、貨幣はどんどん目減りしていきます。蔵に置いておくのが損になる時代に入ったのです。そこで、商人たちは積極的に投資を始めました。それはますます、社会の活性化につながったのです。しかし、これに味をしめた幕府が貨幣改鋳を繰り返すと、今度は通貨供給量が過剰になります。そうすると、当然、通貨に見合う物流がありませんから、物の値段は釣りあがり、インフレとなり、庶民を困らせることになりました。

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