夢をかなえるキャッシュフロー表

キャッシュフロー表はあなたの人生を変えることが出来ます。あなたの人生をさらに豊かにします。

層の厚さ。

2009-03-26 11:31:23 | FP
WBCでの日本と韓国の戦いで、痛切に思ったことは層の違いだった。例えば、一人と一人で戦うボクシングのようなゲームでは名も知らぬ国の選手が活躍してもおかしくない。そのスポーツにほとんど多くの国民に関心がなくとも、フエンシングの大田選手のように銀メダルを取ることも出来る。しかし、集団のスポーツや経済や戦争のように、少数同士の戦いから大人数の戦いになった時には、層の厚さが勝敗を左右する。だから、日韓戦でも、あの体の大きな選手を日本よりそろえた韓国は5人対5人くらいでの戦いであれば、勝利をしただろう。9人対9人ならば、最初の日韓戦のように、奇襲が効くだろう。けれど、コーチングスタッフを含めた総力戦となると、最後は層の厚さが物を言う。WBCの決勝戦を振り返れば、9回、韓国は同点に出来た。けれど、日本側から見れば、9回に韓国が逆転できなかったことで、日本の勝利は確実な物になったのだ。韓国はすでに金賢洙にも金泰均にも代走を使い。それ以後の攻撃力は極端に低下する。ピッチャーも日本のピッチャー陣ほどの戦力は残っていない。とすれば、仮にイチローの見事な勝ち越し打が無かったとしても、勝利は見えていたのである。

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イチローに教わること。

2009-03-25 11:42:15 | FP
WBCでの最後のイチローの一打に興奮した。それまではこれまでのイチローらしからぬ打撃で、私たちの期待を裏切り続けてきた。今までなら、イチローが打席に立てば、きっと何とかしてくれると思うのだが、今回はまた駄目かもしれないという想いのほうが強かった。けれど、それでも、イチローよ。ベンチへ引っ込めと言わせないものをイチローは持っていた。駄目かと思っても、今度は頑張ってくれるだろうと私に言わしめたのである。「きっと、今度は打つ。」その期待感がイチローの存在を大きくさせるのだ。そして、その通り、イチローは打った。そのイチローから教わることは沢山ある。だから、イチロー語録のような本も多く発売されているのである。その中でも私が一番好きな言葉は、「毎日、少しずつ努力していった結果が誰もが驚くような記録を作った。」という言葉である。イチローは天才だが、天才でない私でも、毎日、毎日、少しずつでも前へ前へと進んでいれば、いつか、大きな成果を得ることができる。そう信じていける見本である。イチローが私に教えてくれたことである。

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401Kプランの弊害。

2009-03-24 12:29:47 | FP
日本ではバブルの崩壊後、確定給付型の年金支出に耐えられなくなった企業の多くが、確定拠出型年金(401Kプラン)に移行しています。まだ、この年金を受給する世代が退職の時期を迎えていないので、その結果は分からないけれど、先行しているアメリカの例を見ると、どうも、その成果は思ったものではないらしい。もっとも、401Kプラン自身が、各個人の自己責任のもとに、掛け金と運用方法を決めるのだから、結果も自己責任であると言えるのだが、年金のような商品で、多くの人が平均的な株式の上昇率にも及ばない運用実績であると聞くとどこか寂しい。ただ、この401Kがこれまでアメリカの株式市場を支えてきたことも事実なのだ。株価上昇期には、周りの人達が大きな成果を得た(もちろん、給付前なので、数字上の話なのだが・・・)と聞けば、誰もが株投資へ振り向ける。逆に、言えば、今回の株価の急落時には逆の動きとなり、それが株価下落をさらに進める結果となる。そして最も怖いことは多くの人が給付を受ける時代に入ったときだ。労働人口の増加がないかぎり、株価の押し下げ要因になり続けることになるからである。

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子供の目線という言葉の意味すること。

2009-03-20 11:38:55 | FP
子供の目線という言葉がある。一般的には、子供用の商品を売る場合には、子供の目線に合わせて、品物を並べたほうが良いというものだ。これはどの企業にも言える。あらゆる消費者の目線を意識できるかどうかが、その会社の規模を決める。だから、大企業が有利なのは、その社内にあらゆる社員を抱えているからだ。男女の区別はもちろん、若い人から年をとった人まで、あらゆる層が社員なのである。その家族を含めれば膨大な数となる。その目線が商品の開発につながる。さて、そのような利点が分かりながらも、人間というのはどうしても、自分に似た人間を重視したがる。自分にあったスピードや考え方が最高だと思いたがるのだ。そして、自分に合わない人間を遠ざける。それは、自分にない宝物を捨てているようなものなのだが、気がつきはしない。ワンマン社長と呼ばれる人たちが失敗するケースの多くもこのようなものだ。

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ライターK嬢の安堵。

2009-03-19 11:20:02 | FP
ライターK嬢がやってきた。若い。どうやら、当社のキャッシュフロー表作成サービスを記事にしようときたらしい。だが、K嬢は私たちの仕事を誤解している。将来の問題点の芽は早めにつぶせ。まずは節約、節約だと説教されると思い込んでやってきた。でも、私たちは夢をサポートするのが仕事です。夢を壊してどうするのでしょう。その夢が実現できないか知恵を絞るのが私たちの仕事です。例えば、私の姉は18歳のとき、大学に行きたかった。しかし、当時、我が家が貧乏だったせいか。あるいは女子は大学など行かなくてもよいという一般常識があったせいか。大学進学をあきらめました。そうなのです。当時といえば、女子は高卒で終わるのが普通で、せいぜい短期大学に行けるのがやっとの時代でした。だから、私の姉はこの時代の常識とか、お金の問題とかで、夢をつぶされたのです。これは過去の話ではありません。これに類する話は、今も、どこかで繰り返されているのです。私たちの周りには、夢を語っても、常識とか、お金とか、その人を過小評価するなどの理由で、その人の夢を壊しにかかる人が絶えません。もちろん、悪意があってのことではありません。ごく自然な答としてあるのです。だから私たちは断じて、壊し屋になってはいけないのです。依頼者とタッグを組んで、夢を実現させるために奮闘しなければならないのです。ちなみに、私の姉は50歳になって、自分で稼いだお金で、アメリカの大学に入学し、夢の実現を果たしました。
(ミスターパートナー3月号に掲載)

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