アメリカでもブラックフライデイーでオンライン販売が激増。

ブラックフライデイーの話である。それも本家のアメリカの話である。アメリカのブラックフライデイーはアメリカの年末商戦の幕開けに当たり、この日の売り上げは年末の消費支出の2割にもあたる大きさである。そのアメリカのブラックフライデイー売り上げの中で、オンライン販売額が異常な伸びを占めいているというのである。中国の独身の日ではインターネット通販サイトがほとんどの売り上げを占めていることはご存知の通りである。そして、アメリカでも11月29日の一日のオンライン販売の売上高が74億ドル（およそ8000億円）にも上ったというのである。もちろん、アメリカはまだ健全で、実店舗の売り上げも前年比で6%ほど上昇したというから、消費、そのものが旺盛であるという面はある。日本もそうだが、それがオンライン通販に偏っていくと、思わぬ社会的ないびつさ、例えば地域的な結びつきの崩壊など、気が付かないうちに、私たちの社会を蝕んでいくだろう。（くちなし亭、12月2日）

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