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夢をかなえるキャッシュフロー表

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独白・2010年暮れ

2010-12-31 10:10:40 | FP
昨年の暮れに予想したとおり、日本もアメリカも、また中国でも、世界各国で、新政権の足踏みが続いています。世界は新しい世界へ変わろうと動き始めているのですが、古い世界もそんなにやわいものではありません。抵抗もするし、泣き言も言います。だから、一気に突っ走るというわけには行かないのです。このような時期には色々と問題も勃発します。それは私達が一番注意しなければならないことです。尖閣もそうですし、テヨンピョンド島攻撃もそうです。全てのことが2012年に向かって、凌ぎを削り始めているのです。2012年にはアメリカの大統領選挙を始め、たぶん、日本でも、中国でも、北朝鮮でも、世界中で、選挙や政権指導者の大きな交代が起こります。誰になるか決まったわけではないこの時期は誰かがとんでもないことを仕掛けてきます。2012年の政権交代や指導者の交代を経て、世界は確実に大きな変化を起していくのです。ですから、今年も、どんなに重苦しく感じられようと、確実に、私たちは新しい時代に入っているのです。身近な問題でも、何かが変わっていくという実感をした年でもありました。

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安いほど良いという基準

2010-12-30 08:35:24 | FP
昔、“安かろう悪かろう”という言葉があった。安いほどに質が悪くなるという意味である。しかし、昨今、品質の規制が厳しくなり、良い品質の商品と悪い質の商品との間にそれほどの差が無くなって、それとともに、値段によって、購入する商品を決めることが多くなった。インターネット通販などがその典型的な例である。もちろん、その背景には、私たちの収入の減少と言うこともあるが、企業はある会社の商品が売れれば、それを模倣する商品をすぐに売り出し、結局、商品の間の差別化が瞬く間に消えてしまうという現実もあるように思う。だから、私たちは、日本製なのか、中国製なのかという程度しか気にしなくなり、実は、それすら、近年の中国製の品質向上で気にしなくなっているのである。問題は大きな買い物の時にもこの基準を適用する人が増えていることである。それはあまりに信頼のしすぎというものである。住宅購入とか、リフオームなどの業者選びに、この単に安いからという基準を適用すると、大きな失敗をして、しかも、それを解決するのは至難の業となる。住んでみて始めて、自分の気に入らない点が、これも、あれもと見えてくるようなら、それは昔どおり、“安かろう悪かろう”の時代へ、あなたは戻っていたといことなのである。

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政治の混乱を楽しもう。

2010-12-29 10:01:57 | FP
テレビは政治の混乱を非難する。野党を巻き込んだ民主党内の争いが激化している。けれど、仲良くしているだけでは前に進まない。感情的な部分も含めて、敵対し、血を流さなければ、出来ない改革も多いのである。名古屋市の河村市長の場合を見てみよう。けっして、褒められる手法ではないと言われるけれど、議会と仲良くしていては、議員の数も減らせなければ、議員報酬の削減なども出来るはずがない。そこには敵の敵を味方にするようなどろどろとした、せめぎあいが無ければ、また自分の身を削るような戦いがなければ前進していくことは不可能なのである。そして、そのような戦いの場を最終的に制するのは、どちらに正義があるかということに帰結する。なぜなら、その旗印でなければ、人を集めることが出来ないからである。だから自分の私欲は横に置かれる。確かに、権力闘争は醜いが、それを非難するよりは、それを楽しむべきだ。ただ、楽しむだけではすまないかもしれない。いつ何時、この私たちにさえ、その火の粉が降りかかるか分からない。分からないけれど、今の時代は明らかに平時ではない。乱世に突入する前兆なのである。

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確率は自分だけを例外にしてくれない。

2010-12-28 15:21:50 | FP
年の瀬となり、酒を飲む機会も増えて、相変わらず酒飲み運転による悲しい事故が起こっている。それを避けるために、ノンアルコールビールが売り出されて、私の周りでも好評ではある。銘柄指定などをしていて、これはいいが、これはまだまだなどと酒飲み特有の会話が続くのである。けれど、いまだ飲酒運転の事故は絶えない。事故を起こした人の言い訳の多くは、「大丈夫だと思った。」「短い距離だから。」「いつもの道だから。」というもので、言い訳の内容は昔から変わらない。ここで問題となるのは、「大丈夫だと思った。」ということである。確かに通常は大丈夫なのである。これまで、事故を起した方も何回も何回も酒飲み運転を繰り返してきたのである。そして、それでも大丈夫であったのである。つまり、大丈夫であった経験を何度も繰り返してきたのである。でも、そこに魔の手が忍び寄る。確率は自分だけを例外にしてくれません。何万回かに1回の確率で事故は引き起こされるのです。事故を起こせば、「これまで大丈夫だったのに。」というような言い訳の通じない厳しい現実が待っているのです。

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市川団十郎と助六

2010-12-27 08:35:37 | 小説
今年は歌舞伎の市川宗家、中でも初代市川団十郎に注目が集まりました。市川団十郎の出世作は「助六」ですが、その芝居にまつわる話をします。それは江戸時代の有名な訴訟事件、「勝扇子事件」です。登場人物ははエタの頭、浅草弾左衛門と京都のからくり師小林新助です。この幕閣をも巻き込んだ大訴訟は小林新助の圧勝で終わります。人間は正直にしゃべるはずだと思っていた弾左衛門側に対して、小林新助側は証人のすべてと入念な打ち合わせを行い、口裏を合わせました。新助側のすべての証人は弾左衛門の主張をことごとく否定しました。弾左衛門が真実を求めて、「おまえはこうしたではないか」と訴えても、ただ首を振るだけでありました。背景には大名も熱中する歌舞伎、人形浄瑠璃が過去のの立場から大きく飛躍して、人々が熱中する娯楽へと変貌していたことがあります。だから、自分達の熱中する歌舞伎が従来通り、エタの頭の支配下にしておくのは困ると幕府も、また町人達も願っていた結果かもしれません。しかし、無念であったのは浅草弾左衛門でした。その敗訴で、配下の何人かが遠島にさせられたのです。彼は本質的には人間を信じていました。それが裏切られたのです。さらに、この話は市川団十郎によって、「助六」となり、弾左衛門は悪役の立場にたたされました。この芝居は江戸市民から拍手喝采をはくしましたが、そんな世の中に弾左衛門は涙したに違いありません。

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