夢をかなえるキャッシュフロー表

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鳴り物入りでスタートしたキャッシュレス決済ポイント還元が静かに終わる。

2020-06-30 10:25:03 | FP
昨年10月鳴り物入りでスタートしたキャッシュレス決済ポイント還元制度だが、ほとんど成果を見ることもなく、今日、6月30日に終了する。特別定額給付金のマイナンバーカード申請も同じだが、役人が頭で考えて、漁夫の利を得ようとする試みがうまくいったためしがない。消費税増税の影響による景気悪化を食い止めようとした策もコロナ禍の中で、消えていったのである。むしろ、コロナ禍のために、お札が敬遠され、カード決済が進んだという側面があるくらいである。たぶん、多くの中小商店が5%還元対象にと申請し、それがやっと認可された時には、コロナまん延が始まり、緊急事態宣言が発令され、人々は買い物さえ自粛しろと言い渡されたのである。中小の商店主たちにとってはダブルショックどころではなかったに違いない。むしろ消費増税を理由にできなくなった分、怒りの矛先をどこにもぶつけられなくなってしまったのである。さて、政府が用意した今回の政策予算だが、ほとんど使われなかったであろうことは予想がつく。この余った財源はどのように使われるのであろうか。知らぬ間に費消されないことを祈る。(くちなし亭、2020.06.30)

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自然界でもほほえみには気をつけろ。

2020-06-29 10:33:37 | FP
アフリカの話である。ワイルドドッグの群れが一匹の獲物を追い詰める。獲物は川の中に逃げる。ワイルドドッグは水を嫌う。ワイルドドッグの執った手は尻尾を振って、フレンドリーなほほえみを相手に見せることだ。私は何もしないから、もうちょとそばにおいでよと言うわけである。だが、その甘いほほえみに騙された獲物がほんの少し近づいたときに、ワイルドドッグの牙が獲物を捕らえる。その時にはワイルドドッグからほほえみは消え、どう猛な唸り声が発せられる。獲物は仲間のワイルドドッグたちが集まってきて、岸辺に引きづリあげられていく。ユーラシア大陸の草原である。一匹の野兎の前で、テンが飛び上がったり、腹を見せてころげたりとフレンドリーなしぐさを繰り返す。一瞬止まり、ほほえみさえ見せる。しかし、油断した野兎の隙をテンは見逃さない。野兎に噛みついたテンは獲物をはなさない。(くちなし亭、2020.06.29)

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おじさん歌唱隊に閉塞の日々が続く。

2020-06-28 10:18:47 | FP
音楽と言うのは心を癒す。だから、ヨーロッパでは隔離された人々がベランダ越しに歌を歌いあったり、ブラジルではビルの屋上で、プロの音楽家たちが一帯の人たちに美しい調べを奏でたり、日本でも、房総のホテルに隔離された人たちのために、地元の人たちが伝統の和太鼓を披露したりと屈折した心に暖かな光を注いだのである。だが、だからと言って、音楽がコロナまん延を防ぐわけではない。人が集まればコロナも広がる。ドイツの聖歌隊である。首都ベルリン市内のベルリン大聖堂聖歌隊がリハーサルのために集合したのは3月9日である。その時点での新型コロナウイルスに対する懸念はほとんどなく、市内で確認された患者は50人足らずしかいなかった。しかし、その5日後、聖歌隊のメンバー80人のうちの1人から新型コロナウイルス感染症の陽性反応が出た。それから2週間でメンバー約30人が検査で陽性と判明し、さらに30人に症状が出ていた。現在もまだ、聖歌隊の活動は始まっていない。そんなわけで、日本のカラオケに集っていたおじさん歌唱隊も閉塞の日々が続いている。(くちなし亭、2020.06.28)

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コンゴのエボラ出血熱流行の終息とコロナとペストの類似点。

2020-06-27 10:51:17 | FP
アフリカ、コンゴ民主共和国の東部でなかなか終息しなかったエボラ出血熱だが、25日、同国は流行の終息を公式に宣言した。流行は2018年8月に始まり、死者数は2287人に上ったという。治安の悪化などで、まともに治療が受けられなかった人が多かったからだ。治療が施されなければ、致死率は40~70%にも上がる。エボラ出血熱の死者数は、2013~16年に西アフリカで起きた時には、約1万1300人にも上ったのだが、今回の流行はそれに次ぐものとなった。エボラ出血熱はペストのようなものかもしれない。14世紀に起きた大流行から、北里柴三郎博士などの功績で、次第に沈静化しているが、21世紀の今に至っても、感染は続いている。2004-2015年間の全世界感染者数は56,734名で、死者数は4,651名(死亡率 8.2%)にも上っている。さて、今回の新型コロナも形を変えて生き続けるのであろう。ある地域で、沈静化したと思ったら、別の地域で爆発的な流行が再び巻き起こっている。それはペストの流行と同じものを暗示させる。(くちなし亭、2020.06.27)

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レジ袋の有料化。どこに利点があるのか、腹が立つ。

2020-06-26 08:09:47 | FP
最近、とても不愉快なことはレジ袋の有料化である。7月1日からは義務化される。地球温暖化の原因とされる化石燃料、ここではプラスチックだが、それを燃やす時に生まれるCO2の削減が声高に叫ばれ、またプラスチックが海に流されて、海の生物たちに被害を与えているというニュースが飛び交って、いつの間にか、レジ袋が悪いということになったらしい。そもそも、プラスチックは石油精製の時に生まれるナフサを利用したものだ。プラスチックを燃やしても、プラスチックを作らずにナフサを燃やしても、同量のCO2が発生する。むしろ、プラスチックはナフサと違い、固形で、変容もしない。つまり蓄えることができるものだ。こんな素晴らしい特性を持ったプラスチックを悪玉にする真意が分からない。要は再利用するシステムさえ造ればよいのだ。コロナ対策で一丸となって立ち向かった日本人ならばできることだ。さて、私のような少ない買い物をする者にまで、スーパーのレジ係は「大きい袋にしますか。小さい袋にしますか。」と聞いてくる。明らかにマニュアル化している。レジ袋が有料だということを客に知らしめるためだ。レジ袋の費用は額だが腹が立つのである。(くちなし亭、2020.06.26)

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