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日経平均で見る震災

2011-05-19 10:17:53 | FP
3月11日に発生した大震災と、それに続く福島原発事故の日本経済に与える影響はどのようなものか。経済界、あるいは内外の投資家はどう判断しているのか。それを知るのは日経平均株価を見るのが早い。
3月11日、地震発生前の株価は1,0254円。1万円を上回り、上昇気配であった。ところが、発生後、株価は暴落し、9620円になった。もちろん、株価の総てが下落したのではない。例えば、ゼネコン株の一角では、復興需要を見込んで、大幅に値を上げたものもあった。しかし、その2日後、日本は福島原発事故が想像以上の規模だという情報が流れると、再び、株価は下げる。最も下げたときには、3月15日、8227円だった。当然、東電株が下げたのであるが、原子力関係企業、さらに、復興に、時間がかかるとみて、多くの日本企業株が売られた。さて、直近の株価であるが、5月19日の9時台の株価は9691円とほぼ、震災直後の水準に戻っている。2ヶ月が過ぎて、一応、落ち着いたところで、これが多くの投資家が判断している水準ということになる。これを株価の時価総額で換算すると、概算、17兆円ほどの減である。震災により、部品工場などの被害や復興に伴う特需などを合算した結果である。

Y-FP Office Japan


コメント (1)
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