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伝言ゲームは成立しない

2011-05-15 07:36:37 | FP
伝言ゲームというものがある。AがBに話し、その内容を出来るだけ忠実に、BはCにつないでいくというゲームだ。参加者を増やせば増やすほど、その内容が微妙にずれていく、最後は全く違った内容に変わってしまうこともあり、それを楽しむゲームだ。内容が変わってしまう原因は参加者各自にそれぞれの思い込みがあるからで、例えば、上手な絵といっても、可愛い声で、上手な絵と言われたとすれば、今、子供と別れてきたばかりのお母さんなら、子供の落書きのような絵を思い浮かべて、次の人に話すかもしれない。ゲームの世界だから、、出来るだけ同じ内容で話してくださいという条件をつけるのだが、この私たちが生きている社会では、伝言ゲームなど成立しない。それはそれぞれの人がそれぞれの自分の考えなり、意見があるからで、それを加えて、話していくからである。地震は怖いなどという単純な事例なら、そう変わることは無いかもしれないけれど、意見が対立するような、あるいはそれにまつわる沢山の意見が想定されるような問題ならば、間違いなく。10番目の人は最初の人の話とは全く違う内容を聞かされることになる。私はこのことを当然のこととと思っていたのだが、実は、これと全く真逆なことが起こったので、少し、腹を立てている。紹介しよう。私は私たちの管理組合の代表であるKさんに伝言を頼んだ。私たちの共通の取引先にである。Kさんの答えは「相手はこう言っているんですよ。」というものだった。これは伝言ゲームである。そこにはKさんの意見が何も入っていない。相手に対してKさんが私の立場に立って、どのような話をしたかが重要なのだ。何のためにKさんに頼んだのかも分からない。私は口を開けて、Kさんの顔を見ていた。

Y-FP Office Japan

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