夢をかなえるキャッシュフロー表

キャッシュフロー表はあなたの人生を変えることが出来ます。あなたの人生をさらに豊かにします。

ヨーロッパとアメリカの違い

2011-05-17 09:58:46 | FP
ヨーロッパとアメリカの経済政策の違いが鮮明になっている。欧州中央銀行(ECB)は今年の4月、0.25ポイントの政策金利の利上げを実施した。一方、アメリカは金利水準を据え置いたばかりでなく、これまでの金融緩和で、市場に放出した6000億ドルもの流動資金の回収は行わないとした。しかし、この二つの大経済圏の状況は非常に似ている。ヨーロッパの消費者物価の上昇率は2.7%で、アメリカも同じく2.7%だから、共に厳しいインフレ状況にあるとは言えない。景気動向を失業率で、推し量ると、それぞれ9.9%と8.8%で、とても、回復期にいるとは言えない。政策的には、明らかにアメリカのほうが正しいように見えるのだが、これは、経済担当者の肌で感じる違いかもしれない。リーマンショックを引き起こした住宅バブルをいまだに解決できないでいるアメリカ。古くはニューヨーク発の世界恐慌を引き起こしたアメリカと第2次世界大戦後に、異常なハイパーインフレを経験したヨーロッパでは、その恐怖心に大きな違いが存在するようなのである。

Y-FP Office Japan

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする