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朝食は有害か?

2015-08-22 12:16:02 | 健康等々
人間は古来食事は一日2食でした。日本では江戸時代中期までは一日2食で、後期から武家が一日3食にし始め、一般庶民は明治時代から一日3食になったようで、日本人が一日3食を摂るようになったのは僅か100年前からです。

決定的に大きな影響を与えたのは、発明王エジソンが、パン焼き用コースターを発明し、売り上げを上げる為「朝食を取ろうとPR」した結果多くの人達が、朝食を取る様になったと言われています。結果、生活習慣病の激増を生み出したようです。

昨今の学校等では、朝ごはんを食べた子と食べなかった子では、集中力に差が表れ、毎日朝ごはんを食べている子は、毎日食べていない子に比べて成績が良いというデータを示し、必ず朝ごはんを食べるように指導してるようです。農林水産省も同様の指導をしていますが・・・精査する必要はありそうです。

胃に食べ物がない状態のほうが脳はよく働くとの研究結果もあり、朝食を摂ることが成績向上につながるとは怪しいような気がします。

科学的には空腹時の方が集中力が高まると実証されています。お腹に食べ物が入っているときは、消化活動のために身体中の血液や神経の働きが内臓に 集中してしまうため、脳の働きが衰えると言われています。そのため、満腹になると眠気に襲われることがありますが、それは内臓に身体の働きを集中させるためで、食べることはかえって集中力の妨害に繋がると言われています。

朝は胃腸がまだ十分に未覚醒で、そこへ無理に食物を詰め込むことは負担が大きく当然十分に消化されない。無理して朝食を摂り続けると、胃酸の出が悪くなり、胃を弱める可能性があります。朝食を摂る場合でも、起きてから数時間空けることが望ましいと思うべきでしょう。

一例として、飢餓の人体は病体のタンパク質をエネルギー源として消化していると言われ、結果的に破壊せしめるという自己融解現象が発生するそうです。簡単に言えば、空腹時間を確保、飢餓状態が免疫力が向上する・・・長寿遺伝子、抗老化遺伝子と呼ばれるサーチュイン遺伝子は、飢餓状態の時に活性化し延命効果を生むそうです。
 
空腹は、内臓を休める時間、内蔵は消化活動をしていない時には体の機能を高める働きに力を使うと考えられており、数日絶食すると、血色が良くなり、肌にツヤが出てくるようです。逆に、夜寝る直前に食事をした場合など、寝ている間にも内臓が働き続けるため、朝起きたときには何となく体が重いように感じます。

人体の原理原則に基ずく理想的な日常生活・・・米国のナチュラル・ハイジーン運動そのものは古いですが、生活習慣病等克服の為1980年代から米国で本格的に運動が始まったと言われています。

一日の体のサイクルは、8時間毎に3つに分かれます。
AM4時~正午   排泄のサイクル(体内の老廃物と食物カスの排出の時間帯)
正午~PM8時   摂取と消化のサイクル(食べることと消化の時間帯)
PM8時~AM4時   吸収と利用のサイクル(からだへの同化の時間帯)え
「つまり食事は、正午からPM8時」までの間ということです。
一例として、朝、フルーツだけをを食べることで、極めて排泄をスムーズに行うことができます。

この運動の結果は、医療機関にとっては患者の減少を意味し経営難を起こす可能性があり、残念ながら日本で報道されることは全くありませんでした。
驚異的なのは、過去、米国の生活習慣病等のがん等が50%削減したと言われており、明確に朝食等々の取り方等々を教えています。

理想的な食事は・・・朝に起床・・・朝食は摂らずに12時頃以降に昼食を摂り、夕食は20時以降は摂らないと言うサイクルが最も理想的で健康的です!仕事の都合で夜が遅い、接待などで夕食や飲み会があるという人も、そのような場合、朝食時間は果物、野菜ジュース等に限定する!なるべく肉など胃にもたれるものは遅い時間帯に食べないようにし、寝るまでの時間を確保するようにしたら、かなり生活習慣病が減ると思います、言うは簡単ですが・・・やはり果物、野菜が人体にいいのは事実のようです。

 胃腸が弱い人、便通に悩んでいる人、寝起きが悪い人など、体調不良に悩んでいる人は、一度騙されたと思って朝食の回数を減らしてみてはどうでしょうか・・・夜寝る前の数時間と、朝起きてからの数時間を食べないようにする・・・驚くほど体の調子がよくなり、特に内臓の機能が高まるのを体験できると思います!

お勧めの本!
朝食有害説(一日二食)で健康に生きる:渡辺正、情報センター出版局
生活習慣病に克つ新常識―まずは朝食を抜く!:小山内博、新潮社
栄養学常識のウソを突く―長生きしたければ朝食は抜きなさい:著:東茂由、監修:甲田光雄、                                    河出書房新社
朝食を抜くと、なぜ健康になるのか:松井二郎、サンマーク出版
朝食を抜くと健康になる:石原結實、PHP研究所
豊田美里、管理栄養士、フードコーディネーター
米国、ナチュラル・ハイジーン運動
等々を参考にしています。
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