極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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ケネディ駐日大使とアンパンマン

2013-12-13 09:17:59 | 日米
 
先日着任した、ケネディ駐日大使が日本人に対するメッセージ(Uチューブで是非見てください!大変格調高い日本人へのメッセージです。)でも述べてるように「、、、社会に対し我々は先生であり、生徒である、、、お互いが理解し合い、助け合えば必ず世界は変えられる、、、」、オバマ大統領、故ケネディ大統領と考えを同じくしてる面が多々あり(大統領就任演説等)、「対中国政策」も必ずこの基本的な考えで進められており、間違いなく反映されるでしょう、、、アンパンマンの世界に見えますね!

やなせたかし氏が、アンパンマンの世界を子供達に訴えかったことは「どんなことでも必ず、最終的には互いに共存できる、、、」この言葉に尽きると思います。
不思議にもケネディ駐日大使とアンパンマンが重なり合うように感じます、、、日米を考えた場合、米国がアンパンマンの世界に近いように感じます、、、。

日本では、特に対中国政策として、国益等を多く述べられてますが、我々自身国益の意味することを誤解してるのかもしれません、、、いくら国益等々と言っても、結果的に主権である国民に、間接的にでも国民益として、まったく反映がなければ意味を成さなく、国民の福祉の向上は架空のものでしかないように感じますね、、、
昨今の日本の国益発言等は、真の国益、国民益を無視した、天下の宝刀として一人歩きしてるように感じる時がありますね、、、

一番身近な国益としてのお米のTPP交渉、素人考え、可笑しな偏見かもしれませんが、日記、プログということで、、、
TPP交渉では特に米等を聖域、、、最も国益に叶うと考え政府は対応してますが、、、単なる一部の利権を守るだけの交渉に思える時があります。
TPP交渉結果により米価が安くなり、国民の日々の生活が少しでも楽になれば、国民には間違いなく喜ばれるでしょう、正直言って、日本の米価は無茶苦茶高い!!!私自身米国内で安い米国米を良く買い食べてましたが日本国産米とあまり変わりません、何より安い!(日本の最高級銘柄の米国産で日本の1/2程度、一般米国産の日本米で安いところでは1/5程度、地域により差はあるようです。)、日本の炊飯器で炊けば間違いなく美味しいです!!!美味しい米が偶然米国で生産出来た訳ではなく、将来の日本向け輸出を目標に米作農家の品種改良等々の切磋琢磨の努力により日本産に負けない米が出来たと言われております。

素朴な疑問として、何で日本ではこんなに米価が高く設定されているか!自由な資本主義国であるのに!絶対「米の安売り」は見かけたことありません、、、常に日本国内米価店頭価格は監視されており、安売りはご法度であるそうです!
減反政策までして価格調整!?単純に考えれば減反政策しないで、需要と供給により価格が下がれば消費者は喜ぶと思いますが、、、余剰米が出ることは無いように思いますが、、、米価が高いから余剰米が出るのでは?万が一余剰米が出たとしても、世界には食糧難にあえぐ国は多くあり米の食料支援に回したら大喜びすることは間違いないでしょう!更に減反が無いため農地は荒れない、国土保全等々にもなります。
 米国米の輸入、減反廃止等により米価が自由に設定出来たら、競争原理が働き?互いに切磋琢磨して努力する等々、、、主食である米の地位は上がると思いますが、、、米離れも止まり日本食の見直しが進む可能性が十分あります。勿論農家が、経営上真に必要とすれば十分な税投入助成をすればいいと思います。

いくら米の価格維持を図ったところで、農業問題等は消費者を無視した政策では解決しないでしょうし、減反政策は単なる「選挙票田としての政策でしかなく、農家の自立を阻害」してる側面が見え隠れしますが、、、無作為抽出による消費者代表、農業者代表等の国民を前にした討論でも企画したら、おそらく政府の農業政策とは違った意見が続出するでしょう。

米国側の対日米輸出に対する思いも、無茶苦茶な日本国内価格が一部起因してる可能性がありますね、米側の要求は、消費者の立場からすれば100%無茶な要求とは言えない側面があるように思えますが、、、
農業政策は、極めて国家にとって重要な安全保障の一側面だと思います、ヨーロッパ諸国のように税投入は間違いなく必要でしょう。TPP交渉を機会に、国益、国民益を考えた真剣な抜本的な未来の農業政策には生産者側だけでなく、消費者である国民の声も十分反映する必要がありそうに思います、消費者である国民を忘れないでほしいです。
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