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「準」国産から、「純」国産戦闘機開発決定

2015-03-20 08:59:56 | 戦後

「準」国産戦闘機「F2」の後継機となる、「純」国産ステルス戦闘機、F3を国内開発する方針が決まりました、戦前、戦後でゼロ戦以来の戦闘機開発です。
特に問題となっていた強力なエンジン(推力15トン程度)の開発にめどがついたと言われており、名機ゼロ戦以来、戦後初の純国産戦闘機が生まれます!

2015年からエンジン開発を本格的に開始、更に今夏から飛行試験を始めるようです。米国との共同開発も視野に入れていたと言われていますが(恐らく米国側の・・・)、戦後70年・・・世界最高性能の純国産戦闘機が誕生します。今後「絶対!に米国との共同作業を入れてはなりません!」

F―3は数兆円の巨大事業で経済的にも大きいですね、勿論外交等々でも大きな国益を生むのは間違いないでしょう。今回の政府決断は、未来に対し間違いなく、計り知れない大きな日本の国益を生むでしょう。

エンジンに関しては、現在の試験機ATD(先進技術実証機「Advanced Technological Demonstrator」、日本の 防衛省技術研究本部が三菱重工業を主契約企業として開発を行っている先進 技術実証用の航空機です、 通称「心神しんしん」と呼ばれています、今夏に飛行試験が開始されるようです。)に搭載してる推力5トン程度の実証エンジン(XF5)の技術を生かしながら、石川島播磨(IHI)と防衛省技術研究本部が開発すると言われています。
15年度には、エンジン最重要部の圧縮機や燃焼機、高圧タービンの試作をするそうです、順調に行けば18年度に試作エンジンを完成されるようです。

 推力15トン級の戦闘機用エンジンを製作可能なのは、P&W(米、プラット・アンド・ホイットニー)、GE(米、ゼネラル・エレクトリック)、RR(英、ロールス・ロイス)、ロシア等で数えるくらいです。日本は過去、これらの戦闘機用エンジンを十分開発の力を持っていましたが、米国は巧妙な形で開発させてないように思えます。

 日本が戦闘機用のジェットエンジンを開発するのは戦後初です!
過去、純国産戦闘機を開発しようとしても米国のエンジンの供給がないと実現できないとされていましたが・・・戦闘機用エンジンは、敗戦国日本に開発させたく無かったと言うのが本音でしょう。

数年前、ATDのステルス試験(国内に試験施設が無いため、平成17年にフランス国防装備庁の電波暗室で電波反射特性の試験を行っています。試験結果・・・実物大RCS試験模型は、レーダー画面では中型の鳥より小さく、昆虫よりは大きく分析表示されるだけのステルス性を確保したと言われております。更に機体にステルス塗料を塗ればF-22以上となるでしょう。)80年代に純国産の次期支援戦闘機(FSX、F2)を目指す動きがあったものの、米国は許さなかったと言われています。共同開発以来、米国はF-2の一部ソフトのソースコードは最後まで開示しませんでした!結局F-2は「純」ではなく「準」となってしまい、多くの日本の先進技術が米側に渡り、F-22等で利用されています。これらの開発反対派には、極一部の官僚等々が・・・と言われています、今でも当時反対していた方を知ることが出来ます。
今回の製造には、表に出ることがあまり無い世界最高の技術を持つ支援企業が名を連ねているようです。
 
 ATDはF3に搭載するステルス技術、エンジン噴射角度をコンピューター制御、直進時にも機体の向きを自由に変えられる運動性能等の実験を16年度まで約1年半にわたって実施予定だそうです。
集めたデータを基に18年度までにF3の具体的な開発計画を決めるようです。

 計画通り開発出来れば、日本はゼロ戦以来、純粋な国産戦闘機部隊を持つことになり、真の独立国の象徴となるでしょう。諸条件の中、純国産戦闘機の開発を決断した政府は、英断であり、歴史に残ると政権となるでしょう、何故なら純国産戦闘機を持つと言うのは、独立国としてのシンボルだと思えます。

28年以降に順次、一線部隊配備されるそうです。
F-3が日本の独立国のシンボルとして空に羽ばたく日を・・・!

 
 ユーチューブ「ATD」、プログ、日経新聞、ウィキペディア等々を参考にしています。

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