極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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心の中の壁・無知と偏狭から作られる壁・・・メルケル元首相

2023-04-07 21:18:21 | 戦後

アンゲラ・ドロテア・メルケル氏はドイツの元政治家、第8代連邦首相、キリスト教民主同盟第7代党首、ドイツ連邦共和国において、またドイツ史上でも初めてとなる女性首相です。ユーロ危機、クリミア危機などでの外交対応や、ドイツの経済成長・健全財政の維持などで支持され16年の長期政権を築いています。2015年の難民危機では、積極的な難民受け入れ政策が国際的に評価された一方、国内的には100万人超の難民殺到による犯罪が度々発生し国民の難民政策批判が高まり、2017年ドイツ連邦議会選挙で極右政党の躍進や地方選挙での連立与党連敗を招いたため、2018年に3年後の任期限りでの政界引退、特に難民危機・難民受け入れ問題はドイツの意志でなく、中東におけるドイツの軍事行動参加が不十分とのことで米国から、難民受け入れを理不尽な罰として命令されていますが、敗戦国で陰で支配されておりドイツの意志と言うことにされています。

今回のウクライナ問題でもロシアが子供をロシア側に連れさっていると報道していますが、親ロシア側地域周辺には内戦後、多くのシリア等の難民が流れ込んでいます、この難民の中の子供たちを安全なロシア側に連れて最低限の教育を与えたいというのがロシア側の言い分です。ウクライナのネオナチの子供たちと違い、洗脳なんかはあり得ない話で、する必要はまったくありません。時期が過ぎれば故国に帰ることも準備されています。難民問題はこれまで慣例として、難民を発生させた当事国が対応することを旨としています。今回のウクライナ問題でも分かるように米英は二重基準で他国等の人権なんか全く考えていません、戦後、平和を目指しているドイツを米英は都合の良いように軍事参加させてきました。それに逆らうと大量難民を受け入れとは酷い話です。日本もこのパターンになる可能性があります。酷い話です。

以下動画は、今日のウクライナの戦い前の2019年5月30日、ドイツ元・メルケル首相のハーバード大学卒業演説です。この演説の中には間接的にヨーローツパの平和・繁栄はロシア無きではあり得ないと卒業生に語っていると思います。多くのメディア等は、元・メルケル首相はヨーロッパの安全・繁栄はロシアとの協調等は必須等の発言等の多くをカットしています。

ドイツは日本同様、敗戦国で今日も全てユダヤ人に支配、完璧な監視社会とも言われ、反ユダヤ、ドイツ民族の関する発言は厳しい制裁を受けます。多くのドイツ人は先ず、これらを語りません。昨今のウクライナ対応で苦悩するシュルツ首相、ドイツの未来を託したノルドストームガスパイプラインは戦勝国に爆破され、ウクライナ問題前まではヨーロッパ一の経済力を持ちEUを支えていたドイツ・・・ロシア、ドイツは善き隣人でしたが楔を打ち込まれたドイツ、ヨーロッパの平和・繁栄を願っていた元・メルケル首相、昨今のウクライナ問題をどのように思っているでしょうか・・・先ず、表に出せませんがシュルツ首相同様、停戦を願っていることは間違いないでしょう。

 

 

 

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