極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

I am grateful that I can freely write my daily thoughts

小さな親切、感謝の心

2015-10-31 20:49:53 | 道徳等
我々が社会、周りの人達に対し、今日から出来ること・・・まず身近な周りの人達に対する挨拶、親切、感謝等の言葉等が一番いいかもしれません。

米国にいた時、まず感じたことは挨拶、感謝等の言葉の使用回数が多いのには驚きました・・・全く初対面の知らない人でも公共の場等でも気軽に、グッモーニング(おはようございます)、サンキュー(ありがとう)、エクスキューズミー(すいません)、ユー・ウエルカム(どーいたしまして)、ハバ・ナイスデイ(いい一日でありますように)等・・・この5つの英語をびっくりするくらい多く使用します。日本では、面識がない人に挨拶等するには少し抵抗がありますが、本当に場が明るくなり益々アメリカ人に親しみを感じるようになります。
もう一つはレディー・ファーストです、日本では少し恥ずかしさ?もあり少ないですが、エレベーター、出入り口等で順番を譲って・・・とても素敵な美人からにっこり微笑み、サンキューと言われたらドキッ!としたものです、更に女性はサンキューと言うときは必ず(私の経験では100%)にこっとします。これらの行為には身分の差は無いように感じています。この二つの、ささやかな行為がどれほどアメリカの価値、評価を高めているか計り知れないと思います。

日本では何か文化等々の違いも有り、これらの行為は少し抵抗がありますが・・・これら以上の素晴らしい運動が日本にはあります、小さな黄金律(宗教、道徳や哲学で見出される、 他人にしてもらいたいと思うような行為をせよという内容の倫理学的言明)とも言える、「小さな親切運動」です。内容が易しく、誰にでも即実行出来ます。小さな行為ですが、明るい社会等になると思います。

東京大学の卒業告辞(卒業生に対し、あらたまって告げ知らせる言葉)から、小さな親切の芽が生まれました・・・昭和38年3月の東京大学卒業式において、茅誠司学長は卒業生に向けて次のような言葉を贈っています。

「さまざまな知識を持っているだけでは、百科事典を頭の中にかかえて歩いている人間にすぎません。

その教養を社会人としての生活の中に、どのように生かすかということが重要と存じます。

そして、その教養を基盤として人格をつくるために必要なこととして、エピソードを聞 かせ・・・小さな親切はなだれのように発達するものであるとともに、バラバラの知識を統合して立派な人間形成に寄与するものであります。」・・・茅誠司学長は、やろうとすれば誰でもできることから始められると諭しました。

     卒業告辞の詳細
小さな親切、八か条(茅誠司初代代表提唱)

1. 朝夕の挨拶を必ずしましょう。
2. はっきりした声で返事をしましょう。
3. 他人からの親切を心から受け入れ、「ありがとう」と言いましょう。
4. 人から「ありがとう」と言われたら、「どういたしまして」と言いましょう。
5. 紙くずなどをやたらに捨てないようにしましょう。
6. 電車やバスの中でお年寄りや、赤ちゃんを抱いたお母さんには席を譲りましょうう。
7. 人が困っているのを見たら、手伝ってあげましょう。
8. 他人の迷惑になることはやめましょう。
 
昭和38年に始まった「小さな親切」運動は全国に広がり、33道府県に県本部、141市町村に支 部が結成されているそうです。

我々が忘れかけていた、小さな親切、感謝等・・・より良い明るい、社会を作るには無理なく今日からでも出来ることから実行・・・小さな黄金律とも言える、八か条を実行することが一番かも知れませんね。

ネット等資料を一部参考にしています。

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政府は「拉致問題を考える日」を設けて!

2015-10-31 13:35:05 | 拉致

進展しない拉致問題、このままでは拉致問題解決は極めて厳しいでしょう。
弱々しい、北朝鮮人権侵害問題啓発週間(12月10日~16日)でなく、「拉致問題を考える日」を設けて、全ての国民が拉致問題解決の列島ウエーブを発生させましょう!

全国民が拉致問題を全ての家庭、職場、学校等々で再認識し、関心を持つことは、大きな後押しになると思います。日本人の中で拉致問題を知ってる人が減っているように思えます、特に若者達・・・悲しいかな拉致は所詮他人事かもしれません。
同じ日本人、同胞がこんな理不尽な拉致により、長きにわたり本人、家族等は苦しんでいます。拉致発生から数十年経過、国は国家として国民の保護等の責任を果たしていません!

真相?と言う大きな障害が拉致問題解決を拒んでいるか・・・?
意外と拉致問題は、日朝間問題でなかったり・・・?
政府は解決しない真相を知っているのか・・・?
政府が現在よりも勇気ある一歩を踏み出した場合は、圧力等々が北朝鮮以外からかかるかも・・・?
いずれにしても、政府等の対応に、北朝鮮は完全に足元を見ているように思います。

何故、友好国、同盟国である米国は拉致問題解決に最大限の協力をしないのか・・・現実は、2国間日朝交渉前には米国に一報せよ?交渉等々を事前調整?、日本対米朝等々の構図?
日本は、本当に独立国家だろうか、寂しい限りです。過去の激動期を生きた先人が知ったら呆れかえるでしょう。

是非政府に「拉致問題を考える日」を設けてもらいたいです!全ての国民が拉致問題解決を後押し、拉致問題解決のウエーブを日本列島に作れると思います。政府のみでなく、全ての国民の勇気、相応の凛とした覚悟が無ければ、解決は極めて難しいでしょう。
拉致問題が解決した暁には、全ての国民が真の独立国の姿を噛み締めることが出来るように思えます。
拉致は、被害者、家族のみならず、全ての日本国民の尊厳が損なわれているのは間違いないように思えます。多くの日本人は、誇り高き武士道の血が流れる国民だったはずです。

昨今、拉致問題解決が進展しない、日本と言う国家に疑問を呈してる国民が増えてるように思います。
拉致問題解決無くして未来の日本は無いでしょうし、例え日本が繁栄しても魂無き国家の繁栄に過ぎないでしょう。拉致問題解決は、未来の日本がかかっていると言えると思います。

***参考***
2012年当時、全国の拉致の可能性がある人を都道府県警察が調査してる人数、警視庁が初めて、徳島県拉致支援団体、救う会徳島の情報公開請求により警視庁が開示しています。868人が調査中のようです、現在は?

北海道・81(27)、青森・8(2)、岩手・11(4)、宮城・4(2)、秋田・4(2)、山形・9(4)、福島・10(2)、茨城・8(5)、栃木・6(3)、群馬・3(1)、埼玉・24(4)、千葉・34(13)、東京・58(20)、神奈川・45(9)、新潟・46(11)、富山・21(9)、石川・28(7)、福井・9(4)、山梨・3(3)、長野・10(1)、岐阜・7(0)、静岡・17(2)、愛知・22(7)、三重・6(1)、滋賀・5(2)、京都・16(2)、大阪・65(13)、兵庫・33(11)、奈良・6(1)、和歌山・9(1)、島根・8(1)、岡山・12(2)、広島・13(4)、山口・21(6)、徳島・8(1)、香川・7(2)、愛媛・15(5)、高知・5(1)、福岡・28(10)、佐賀・7(2)、長崎・16(3)、熊本・11(3)、大分・11(1)、宮崎・17(1)鹿児島・37(7)、沖縄・32(6)


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