極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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何故・・・ツタヤ図書館反対

2015-10-09 12:44:12 | 日本社会

全国で計画等が相次ぐツタヤ図書館、何故か・・・
図書のみならず書店やカフェ等々、今までの図書館とは違って、魅力ある施設のようです。

じゃ、ツタヤ図書館に何故反対するか、一部民営化とでも言える図書館運営?、裏で形を変えた複雑な既得権?、市職員等の削減?、地域本屋さんの影響?、図書館以外の他の部署への影響等々?

そもそも図書館は何の為、誰の為のものか・・・分け隔てなく、地域の人々に読書をはじめとする情報サービスを提供し、人々が知識や情報を得たり、レクリエーションを楽しめるように助けることを目的としてるはずです。

愛知県小牧市のツタヤ図書館建設反対の新聞ニュースがありましたが、建設反対3万2352票、賛成2万4981票、小牧市で計画されている新図書館建設を巡る4日の住民投票の結果、レンタル大手ツタヤを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と連携する計画は、一時停止に追い込まれたと言われています。市は昨年4月に新図書館の計画を発表し、同8月にCCCを連携事業者選定、老朽化、蔵書スペース不足が目立つ現在の図書館は建て替え、再開発が進まず活気がない中心市街地にツタヤ図書館を建てれば人が集まり活性化、1粒で2度おいしい計画でした。建設費は約42億円、延べ床面積を約2・6倍、最大収容冊数を2倍強に増やし、書店やカフェを併設。3年後の開設をめざしていました。

小牧市が参考にしたのが、佐賀県武雄市が2013年に開設した全国初のツタヤ図書館、CCCが指定管理者として運営しています。初年度の訪問者は92万3千人と当初見込みのほぼ倍。市外からの訪問も多く、武雄市は食事や土産など年間の経済効果を約20億円位と言われています。

何故武雄図書館が市内外の多くの人達に受け入れられているか・・・
ずばり、市民の目線で運営されている!図書館の魅力がある!と言うことに尽きると思います。
朝9:00~夜9:00までオープン、365日年中無休、何時でも利用できる環境、更に活字などによる読書をするのに不自由な人を対象にした対面朗読サービス、レファレンス・サービス等々
年中無休!朝9:00~夜9:00までオープン!・・・スターバックス・コーヒーを飲みながらの読書、今までの図書館では考えられない運営方法です、若者だけでなく年配者まで受け入れられていると言えます。異論があるかも知れませんが、市民が再度図書館に通いたいと言うノウハウが詰まってるのは間違いなさそうです。

私自身、過去旅行の途上で実際に武雄図書館を訪れましたが、これが図書館かと思えるような図書館で、ソフト面も充実してるようで、再度足を運びたいと思うような図書館です。特に目が不自由な方でも気兼ねなく利用できる等々、市民が魅力を感じる未来の日本の図書館の方向性を示唆してるように思えました。
一部、ツタヤ図書館運営に批判的な意見もありますが、何処の社会、施設等でも重箱の隅をつつけば何らかのネガティブな面が出てくるでしょう。

小牧市民がなぜツタヤ図書館に反対したのか?税金の無駄づかい、ツタヤのサービスはツタヤで、高額な建設費、民間企業が本を選ぶと利益優先と言う「一部」懸念も出たそうです。反対する核心は、何か違うように思えます・・・

何れの図書館になろうとも、市民目線で見た図書館・・・多くの市民が、何度も足を運ぶような魅力ある図書館造り、運営を目指して欲しいものですね。


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命と時間

2015-10-09 09:48:31 | 健康等々
我々人間のみが、他の生命に優越し世を満喫してるように思いがちですが、人間と他の生物の違いは多々ありますが、驚くべきなのは人間も動物も、拍動等が同じである事実、与えられた命、時間であると言えそうです。

生き物の種類や、体の大きさ等により時間が違ってるそうです。
心臓の拍動は、小さな動物ほど早く、大きい動物ほど遅い事実、ネズミは30グラムの体重ですが心拍集は1分間に600~700位で、0.1秒に一回の拍動してると言われています。

大きな馬、700キロの場合は、2秒に一回です。更に大きな象、3000キロの場合は3秒に一回です・・・人間の場合は約1秒に一回くらいです。

心臓の拍動だけでなく、呼吸、排泄までの時間など全ての生命現象のテンポ等は、体重の
1/4乗に比例するそうです。
簡単に言えば、体重が重いほど生きるペースが遅いそうです。
本当に不思議なのは、一生の間に心臓の拍動は全ての人間、動物は同じで、約15億回の拍動で生命活動を終わると言う事実、ネズミも人間も象も全て同じだそうです。

生命活動のテンポを尺度に比較すると、体の大きさに関係なく、一生の間に心臓の拍動、呼吸等も同じになるそうです。

動物は寿命と言う生きる時間の長さに関わり無く、同じだけ生きていることになるそうです。
我々人間は健康、命、時間が当たり前と思う奢り、何気ない日々の生活、15億回の拍動と言う、与えられた命、時間に感謝することも必要に思います。

人間も多くの動物達も、15億回の拍動と言う、与えられた命、時間を其々精一杯、悔いがないよう生きているとように見える昨今です。


日本経済新聞記事
元中川恵一・東京大付属病院 准教授 緩和ケア診療部長のがんから死生を見つめる(43)等を参考にしています。

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