極東アジアの真実 Truth in Far East Asia

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中国の衛星攻撃兵器

2014-08-12 12:15:18 | 日中

 中国がほぼ実用化?したと予想されてるASAT(衛星攻撃兵器)、
米軍の運用する宇宙空間の軍事衛星にとって極めて重大な脅威となっていると言われており、世界は「米、ロ、中」軍事衛星がほぼ対等なレベルに達していることを理解すべきでしょう。中国打ち上げ民間衛星にも軍事関係が潜んでいると言われています、例えばブラジルの資源探査衛星China-Brasil Earth Resources Satellite、CBERSは中華人民共和国・ブラジル共同の資源探査衛星・地球観測衛星、中国空間技術研究院(CAST)とブラジル国立宇宙研究所(INPE)が共同で開発し、これまでに計4機打ち上げられている4機目は打ち上げに失敗、軍事利用されてる可能性が大きいと言われています。
中国発表の「世界の軍事レベルには程遠い」の言葉には注意が必要ですね。正しく孫子の兵法!
 
過去US SPACE COMMAND司令官ウィリアム・シェルトン空軍大将の発言としてワシントン・フリー・ビーコン(共和党系ニュース)が報じていました、軍事衛星網は米軍世界戦略遂行で弾道ミサイル警報、写真偵察、通信インフラ等、屋台骨を支える極めて重要なシステム(軍事衛星が機能しなければ、旧来の軍隊)であり、中国の衛星攻撃兵器が運用すれば、現状のままだと米軍衛星網は機能存続が窮地に陥る可能性があるそうです。現在米軍は末端の兵士まで軍事衛生等を活用しており、情報等が途絶した場合計り知れない損失を受けることが予想されます。

 中国のASAT実用化実験?は確か、2007年位、標的の自国衛星近傍に接近させたことで一時脚光を浴びましたが、ここまで中国の宇宙、軍事衛星が発達するとは?ASATが現実の脅威となりました。現在ではASATが中国の対米軍事交渉の切り札と言われる方もいるようです。
 
昨今の中国は高度の技術を要する、月無人着陸成功をいとも簡単に実施しました。現在も中国の宇宙空間での技術進歩は急ピッチで進んでおり、ASAT実戦化が絵空事でなくなっているようです。中国保有の世界一のスーパーコンピューター(軍主導だと言われる方もいます。)は宇宙空間を模擬し、自在にASATをシュミレーションしてると言われてるようです。

 
  米軍事衛星網への攻撃対応策は?
 衛星再打ち上げが検討材料の一つと言われています、最低でも1,000基以上の衛星打ち上げが必要と言われています。現在中国はASATで数十機?攻撃可能と言われていますが、真相は?
 
米国にとって極めて不利益、危険性を孕むASAT問題をガラス張りで議論、誤算による戦争勃発回避が何より重要と、元US・SPECE・COMMNDシェルトン大将は指摘しています。こうなれば米国も孫子の兵法ですかね、、、

現在世界では10ヶ国程度が衛星打ち上げ技術能力を持ち、50~60ヶ国程度が衛星打ち上げの財力があると言われております。中国の軍事衛星技術の進歩により、米国衛星軍事等中心の軍事戦略、戦術等は中国ASATにより米国の軍事世界戦略は大きく変わるでしょう。

日本は限られた予算内での、今まで以上に孫子の兵法を厳守することが必要かもしれませんね。

***ワシントン・フリー・ビーコン、ドイツの個人プログ(訳が不十分かもしれません。)等を参考にしています。


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