想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

囲碁界が面白い

2012-11-10 11:35:43 | 囲碁

 

 

囲碁名人戦は期待通りの白熱戦になり、最終の第7局にもつれ込んだ。

 

一方、来季メンバーの予選が終わり、坂井、結城、村川の関西棋院の3人が勝ちあがった。

 

残留組の羽根(又は山下)、井山、河野、高尾、張、溝上を加えた9人の対戦は、最高のメンバーが揃い楽しみである。

 

又、棋聖戦の挑戦者決定戦は、なんと半目勝負で、井山が高尾を下した。

 

この碁を見ていると、井山というのは本当に勝負強いなと思う。

 

井山は、現在王座戦に挑戦しており、井山が棋聖も獲得することになれば6冠も夢ではないが、張にも意地があるだろう。

 

少し前までは、山下、張、高尾、羽根が4強と呼ばれ、ほとんどの棋戦にこの4人が登場していたが、井山が現れ、あっという間にその様相が変わってしまった。

 

過去には、カミソリ坂田がタイトルを独占したことがあったが、ほとんど毎週対局することになり大変だ。

 

好局を期待しよう。

 


真紀子の問題提起

2012-11-08 10:17:13 | 社会・経済

 

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新設大学の不認可で田中真紀子がバッシングを受けている。

 

自民党の石破は、総理の任命責任と問責に値するとギャーギャー云い、テレビのコメンテイター達は揃って非難している。

 

田中真紀子は、とてもユニークな人間だが、欠点も多い。大臣には不向きなのかもしれない。

 

しかし、確かに今回の問題は唐突過ぎる点があるが、今回の問題指摘は、充分検討に値する問題でもある。

 

大学に値しない、名ばかりの大学が多すぎること。現在世の中に求められているのは、専門学校の充実である。

 

認可の際の審議会の問題もその通りである。

 

国の審議会と名のつくものは無数にあるが、そのメンバーを選んだ段階で結論は決まっている。

 

又、その審議の内容はほとんど公開されない。

 

背後にいろいろな利権がからんでいることも事実である。

 

世の中に共通することだが、ただバッシングするだけでなく、むしろ良い面を生かす工夫が必要であろう。

 

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審判は誤審を正すことに勇敢になれ

2012-11-02 17:44:10 | スポーツ

 

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プロ野球の日本シリーズは、2勝2敗のタイになり、第5戦がエース対決で天王山になった。

 

日本ハムが日本一になるためには、吉川で勝つことが必須である。

 

今年の成績こそ良いが、初戦に打ち込まれ、シーズン中と異なり、大一番の経験不足が懸念されたが、その通りになった。

 

この試合は多分巨人が勝ったであろうが、この試合を決定づけたのは、4回の死球の誤審であろう。

 

明らかにファウルと思われるが、死球だけならともかく、危険球退場のおまけつきである。

 

球審からは見えないかもしれないが、当たったバットとヘルメットの音の違いを判断できないようでは鍛錬がたらないと云われても仕方がない。

 

球審は自分を信じたと云うが、人間だからミスがあるのは仕方ないとしても謙虚になる必要がある。

 

誤審を正すことが審判の権威を失墜すると勘違いしているような気がする。

 

傲慢さは何の役にも立たないことは、原発事故で実証済みだ。

 

サッカーでは、シミュレーションという反則があり、レッド・カードで一発退場である。

 

シーズン中にも、色々と誤審があり、ビデオの導入が検討されてはいるが、日本シリーズの1勝は、シーズンの1勝と同じではない。

 

うまく演技したと云われているが、野球選手は俳優ではない。正々堂々野球で勝負すべきであろう。

 

審判は自分の置かれている立場を認識し研鑽することを望みたい。

 


銀座散策

2012-11-01 15:58:25 | 日記・エッセイ・コラム

 

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久し振りに銀座へ出かけた。銀座は新宿や池袋と異なり、ブラブラするには飽きない街である。

 

和光ホールで福田喜重氏の傘寿の展覧会、ミキモトホールの武政健夫氏のガラス彫刻展に立ち寄ったが、いずれも一見の価値のある展覧会であった。

 

行きつけの小料理屋でランチを取り、散策したが、どうも少し雰囲気が違うと思ったら、中国人の観光客にほとんど出くわさない。

 

尖閣問題で中国からの観光客が減っていることは、報道で知っていたが、確かに商店の打撃は大きいのだろう。

 

パナソニックの決算発表があったが、ソニー、シャープに続き、巨額の赤字決算見通しには驚くばかりだ。パナソニックの株価はストップ安で1日で約2400億円が消失した計算になる。

 

テレビの普及率が飽和し、頭打ちにあることは事実だが、赤字の額、修正の額があまりに大きすぎる。経営者はリアルタイムで実態を把握しているのだろうか。

 

利益は量販店に奪われ、製造業に利益が残らないシステムでは、今後の雇用問題は益々深刻になると懸念される。

 

11月6日のアメリカ大統領選、11月8日の中国の新体制の発足までは、膠着状態が続くのだろうが、まさに「小異を捨てて大同につく」正念場である。