想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

 イヴ・モンタン・リサイタル (OV 1001)

2010-10-18 13:27:02 | 音楽

エトワール座における録音 1954年度ディスク大賞

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 私がシャンソンを本格的に聴き始めたのは、高校時代、深夜の受験勉強の合間に、放送されていた、京大教授であった伊吹武彦の「唄うフランス語」という番組を聴いたのがきっかけである。

 もともとフランス映画、フランス文学に興味を持っていたので、大学に入学して、ドイツ語のクラスに入ったが、第3外国語として、フランス語を履修した。シャンソンを理解するためでもあった。

 一度、生でイヴ・モンタンの声を聴きたいと思っていたところ、幸いにも、1963年、来日が実現し、何をおいても、駆けつけた。忘れられないコンサートである。

 このレコードには、来日コンサートでも熱唱した多くの唄がおさめられている。

 大学時代には、授業をスポイルして、受験時代に観ることができなかった多くのフランス映画をはしごしたものだ。

当時、フランスは絵画、文学、映画、等あこがれの文化であった。

2010.10.17. 記述、転載。

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CANARO EN JAPON (HV 1090)

2010-10-18 13:10:10 | 音楽

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アルゼンチンといえばタンゴ。アルゼンチン・タンゴをよく聴くようになったのは、大学時代に社交ダンスを習い始めたのがきっかけかもしれない。
 ラジオで高山正彦の「ポルテニア音楽」の番組があり、よく聴いてはいたが、それほど熱中したわけではない。
タンゴの生き証人ともいえるフランシスコ・カナロが1961年に来日し、幸いにも、京都で公演があり、聴くことが出来た。
 私が、生涯の中で、最も感激したコンサートの一つで、この後、すっかりタンゴの虜になる。

 このとき同行してきた確か当時16歳の少女、とても魅力的なダンサーであったが、1987年、成長して、トップダンサーとして来日することになるとは思いもよらなかった。
「タンゴ・アルヘンティーノ」のグローリアである。
 その時、彼女がダンスのレッスンをするというので、受講し、ほんの短時間であったが組んでもらった。太って、昔の面影はなかったが、思い出の一つである。

 確か京都の木屋町通に「ムーチョ」というタンゴ喫茶があり、よく出かけたものだ。マッチが変わるたびに収集した空箱のコレクションがまだ残っている筈だ。

 1995年、出張でブエノスアイレスへ行くチャンスに恵まれ、カミニートに立った時には、本当にここにいるのが信じられない気持であった。
 下の写真は、その時購入した無名の画家の絵である。

2010.10.16.記述、転載。

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カウント・ベイシー楽団  「THE BEST OF COUNT BESIE」(DLS-3、4) ステ

2010-10-18 12:53:47 | 音楽

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これは、私の結婚披露宴のとき、バックグランド・ミュージックとして使用したレコードである。
好きな音楽をテープに編集して使うつもりであったが、仕事が忙しく、作成する時間の余裕がなく、迷った末、これを流すことにした。

前半のまだ緊張気味の場では、ブルーノ・ワルター指揮のドボルザークの「新世界」第2楽章を流し、リラックスしたところで、ベイシーの「ジャンピン・アット・ザ・ウッドサイド」が軽快に鳴り始めると食事中の参席者の表情が変わったのを思い出す。

ベイシーがアメリカーナ・ホテルのボール・ルームでの朝食ダンスで演奏しているレコード「Breakfast Dance and Barbecue」(RET 5020)の雰囲気が何とも贅沢で、これを再現したつもりである。

カウント・ベイシー楽団は、大学時代の1963年来日、なけなしの小遣いをはたいて聴きに行ったのはもちろんである。

2010.10.12. 記述、転載。

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サウンドトラック盤 「グレン・ミラー物語」 JDL-2081

2010-10-18 11:57:55 | 音楽

今日は私の○○才の誕生日。今日からブログに挑戦します。

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 これは、私が大学在学中、下宿している時に、なけなしの小遣いでポータブルプレーヤーを購入し、初めて買ったレコードである。
 映画「グレン・ミラー物語」を観て、感動し、もう一度、あのサウンドを聴きたいと購入したものである。何度聴いたことだろう。
 私のジャズとの出会いは、中学時代の「S盤アワー」に始まる。あのテーマ音楽の「エル・マンボ」が鳴り出すと、ラジオにかじりついていたものだ。
 また、永年の映画ファンでもあり、洋画の劇映画を見始めたのが、小学6年生であるから、半世紀以上になる。
主演のジューン・アリソンは、美人とはいえないが、あの何とも言えない温かさにひきつけられる。好きな女優の一人である。
 「イン・ザ・ムード」は、大学時代のダンス・パーティでもよく演奏されたが、演奏の途中、フェードアウトすると、ダンスをやめるカップルをしり目に、踊り続けたのも、今では懐かしい思い出である。

 初めてで、写真の縮小ができません。後日修正します。
 中途半端ですが、スタートします。

     2010.10.11.


想い出の小箱 : レコード・コレクションから

2010-10-18 10:53:15 | 音楽

はじめまして。
OCNブログ人でブログをはじめました。
このブログでは、レコード・コレクションの中から一枚を選び、それにまつわる想い出等について、記述していきたいと思います。

2010.10.11.に他のところでブログを始めましたが、使い方が難しいので、2010.10.18.にOCNのブログ人へ移ります。