テニス、トップ１０は甘くない

錦織がマイアミ・オープンで快調なテニスを見せ準々決勝に駒を進めた。
新聞，ＴＶでは、この大会で優勝すれば、ランキング３位も可能と騒いでいる。
準々決勝では、再び、ラオニッチとの対戦と思われたが、イズナーが勝ち上がった。
かなりの強敵で、どんな試合になるかと楽しみにＴＶ観戦した。
２０８センチの長身からのサーヴで、３８ゲーム、サービス・ゲームを失っていないということだから、タイ・ブレークで勝つ試合の可能性が高くなる。
結果は、手も足も出ない試合内容だった。
このクラスになると、サービス・エースが取れないと苦しい。
前大会でも、４回戦で敗れたように、大きな大会では、４回戦、準々決勝になると、実力の差はあまりなく、簡単に勝てると考えるのは甘く、それだけに、トップ１０を維持するのは大変なのだろう。
このところ、サンプラス以降、コナーズ、マッケンローのような強い選手が出ていない米国からの久々の大型選手である。
準決勝でナンバー１のジョコビッチと対戦になるが、どんな試合をするか楽しみである。