MLBでは、ア・リーグもナ・リーグもワイルド・カードから、勝ち上がったチームでワールド・シリーズを戦うことになった。
MLBのポスト・シーズンでは、ホーム球場も使え、アドバンテッジもないので、むしろ勢いのあるチームの方が有利なのかもしれない。
しかし、優勝出来なかったチーム同士の対戦では、なんとなく、ワールド・シリーズといえるのかなという気もする。
一方、日本では、ロッテの下剋上があり、リーグ優勝チームが断然有利な仕組みになっている。
ハンデキャップの中、阪神が一気に4連勝で巨人を破り、日本シリーズに登場することになったが、ビックリである。
それにしても、シーズン中には考えられない素晴らしい試合内容だった。
しかし、冷静に戦力を分析すると、むしろ優勝できないのが不思議かもしれない。
シーズンの個人タイトルを見ると、最多勝投手、最多ホールド、最多セーブ、首位打者、打点王とタイトルを総なめにしており、又、クリーン・アップはシーズンを通して固定し、ショートは、ゴールデン・グラブを取るであろう守備力である。
先発投手の数不足はあるが、適格な采配をすれば、充分あり得る結果かもしれない。
9月に6連敗して、優勝戦線から脱落し、監督の首も飛ぶだろうと書いたが、取り下げねばならない。今回は良い方へのハズレである。
久しぶりに日本シリーズが楽しみだ。
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