想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

高くついたアベノミクスのコスト

2016-08-29 10:56:15 | 政治

アベノミクスは株価の上昇で評価されてきたきらいがあるが、ここへきて、どうやら、化けの皮がはがれてきたようだ。
株価の上昇は、GPIFというクジラに支えられている虚像だと指摘されていたが、情報公開で明らかになってきた。
現在の消費低迷の背景にあるのは、将来に対する不安が大きいが、GPIFの多額の含み損の発生は、将来の年金に対する不安を増大する点で見逃せない。
日銀、GPIF等の公的資金が、ある企業の10%もの株を保有するとなると、浮動株が減少し、株式市場をゆがめることにもなる。
もし、これらの株が売られるとなると、大きな下げ要因となるので、簡単には売ることができず、持ち続けざるを得ない。
東京オリンピック時に首相として居残りたいと、2年先の総裁任期の延長が画策され始めたようだ。
首相在任6年間というのは、充分に長い期間であり、その間に実績が上げられなければ、退陣するのは当然であろう。
消費税の増税と同じように、引き伸ばし、先送りばかりでは意味がない。
先ず、任期中に実績を挙げ、それならというのなら、賛同を得られるだろう。

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