想い出の小箱Ⅱ : 徒然草子

日常生活の中で感じたことを、徒然なるままに記述する。
OCNブログ人「想い出の小箱:レコード・コレクションからの続き。

小選挙区制の行方

2015-05-10 18:04:11 | 政治
英国の総選挙で、予想に反して、保守党が過半数を制した。
普通なら、安定政権の誕生で一安心というところだが、そうでもないらしい。
保守党は、1917年までに、EU離脱の是非を問う国民投票を実施する約束をしている。先日、スコットランド独立の住民投票が実施され、否決されたばかりであるが、今回の総選挙では、民族党が労働党の議席を奪い、スコットランドのほとんどすべての議席を獲得している。
従って、自分たちの要求が受け入れられなければ、次回の住民投票では、独立派が勝つだろうと予想される。
保守党は、労働党が勝てば、スコットランド独立の流れになると訴えて勝利したといわれているが、さてどうなるだろう。
EUは、ギリシャの離脱問題を抱えているが、英国の離脱問題は、その比ではない。
小選挙区制は、日本の場合もそうだが、必ずしも民意を性格に反映しるとはいえない。
選挙制度は民主主義の基幹であるが、英国の動向によっては、曲がり角に来ているのかもしれない。
沖縄で住民投票を実施したら、どんな結果が出るのだろう。