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音楽全般について 素人臭い能書きを垂れてます
プログレに特化した別館とツイートの転載もはじました

アート・オブ・ノイズ/ドビュッシーの誘惑

2005年10月16日 23時10分56秒 | ROCK-POP
 アート・オブ・ノイズが復活した。しかも「アン・ダッドリーのAON」ではない、「トレバー・ホーンとホール・モーリーのAON」がである(アン・ダッドリーは参加しているが)。音楽的な内容を一口でいえば、トビッュッシーやドビュッシー風なフレーズ、和音をベースに、モダンなテクノ・ビート組み合わせたものといえる。ただし、ホーン&モーリー復活といっても、聞こえてくる音楽は大方のリスナーから期待されるような、初期のアブストラクトでヘビーなテクノ・ビートはそれほどでもなく、どちらかといえば、理知的な音楽センスと独特な音響美を全面に出した「アン・ダッドリーのAON」を再びトレバー・ホーンがブロデュースしたような仕上がりといえる。

 具体的に云えば、ダッドリーが引くクラシカルなピアノ、サリー・ブラッドショウという人のオペラ風なヴォーカル、無数ナレーション、ラップ、AOR風ないかにもいかにもなサックス、アンビエント風なシンセ、アナログっぽいギター・サウンドなどが、近年現れたあらゆるテクノ・ビートにのっかってコラージュされた音楽といった風情だが、ドビュッシーの様々な楽曲からの引用を含めた静的なリラクゼーション感覚と、時に脅迫的暴力的ともいえるリズムの躍動感の精緻に耕筰する様は新しいAONの眼目といえようか。この妙なる不思議な調和感のようなものは、大げさでもなんでもなく目がくらむほど素晴らしいものだ。その様は、まるで80年代にAoNが登場して以来の10年間のテクノ・ビートを総括しつつ、ついでにドビュッシーを出発点とし、AONを終末点とした今世紀の音楽そのものをも総括してしまおうと、なにやらニヤニヤしながらたくらんでいるようでもある。
 ともあれ、このアルバム、大向こう受けする要素はそれほど多くないと思うが、その筋の音楽関係者(?)にはかなりのインパクトがあるのではないだろうか。

 そんなワケで、私にとって本年度No.1は問答無用でこれで決まりですね。ちなみに、これに近い作品だと坂本龍一の「ライフ(シンセ版)」もなかなか良い仕上がりだったが、ある種の下世話さなポップさも含め、こちらの方が数段練達の作品という気がする。ともあれ、その精緻な音の綴れ織りは耳の悦楽である。ちなみに、この作品久しぶりに現れた「極上の夜の音楽」でもある。(1999/12/19)
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坂本龍一/ザ・シェルタリング・スカイ(Soundtrack)

2005年10月15日 15時11分13秒 | サウンドトラック
 こちらは発表当時何度なく聴いた作品。坂本らしい美しくアコースティックな旋律は申し分なかったし、うっすらとエレクトリックなサウンドが絡まり、エスニックなヴォーカル作品を多数収録してワールド・ミュージックに目配せもおこたらないという具合に、全般的に「ラスト・エンペラー」に続く作品としては、申し分ない作品だったとは思うのだが、当時としては映画も音楽も「ラスト・エンペラー」に比べるといまひとつ華がなかったような印象だった。

 さて、このサントラ、今回聴いて、個人的に興味深かったのが、「ポーツ・コンポジション」という短い曲で、坂本がたまに見せる、新ウィーン楽派....というかベルク的な鬱蒼として粘着するような12音音楽をやっていて、「へぇ、こんなの入ったったけ?」という感じだった。ついでにいえば、続く「オン・サ・ベッド」はバルトークの「弦・チェレ」風な弦の動きをするのもおもしろいところ。あと、スタンダード・ナンバーである「ミッドナイト・サン」がSPレコードっぽい音で収録されているが、いったいどんな場面で使用されたんだろうか。ちょっと興味深いところではある。

 余談だが、ベルトルッチという監督、歴史的な大作を撮ると大抵次は気の抜けた(「暗殺のオペラ」の後の「ラスト・タンゴ・イン・パリ」、「1900年」の後の「ルナ」とか)、私小説みたいな作品をとるのがパターンで、これもそのパターンだろうと思って映画そのものを私はみていない。さっき調べてみたら、最近のベルトリッチは坂本とのコンビは解消して、「魅せられて」とか「シャンドライの恋」といった作品を監督しているらしいが、「1900年」「ラスト・エンペラー」に匹敵するような作品はないようだ。それにしても、どんな音楽がついているのだろう?。
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坂本龍一/侍女の物語(soundtrack)

2005年10月14日 22時59分25秒 | サウンドトラック
 こちらはフォルカー・シュレンドルフが演出した1990年の作品の音楽。フォルカー・シュレンドルフというと、私くらい世代になるとどうしても「ブリキの太鼓」を思いうかべてしまうのが、ともあれあのドイツの異才の作品を担当するとは、ひとくちに「世界の坂本」といっても、メジャーというよりはヨーロッパを拠点とするかなりアーティスティックなポジションのひとたちに評価されているんだなぁ、妙に感心したものである。

 さて、この作品は「嵐が丘」や「リトルブッダ」と異なり全てシンセにより構成されている。その意味で前者が「ラストエンペラー」の系統だとすると、こちらは「戦場のメリー・クリスマス」の路線といえるかもしれない。メイン・タイトルのエキゾチックで東洋風な旋律とか、各種シンセを音色を効果音的に空間に配列したような、ちょっとシリアスなサウンドが全般に鏤められているあたり、音楽的にも共通する部分があると思う。もっともこの作品の場合、予算と時間がなかったからシンセでやったという可能性もあるからなんともいえないが....(笑)。

 ともあれ、この作品、全体に坂本独特の中~低域で粘着するようなシンセ・サウンドが印象的だ。時なアート・オブ・ノイズ風な激しいサウンドや暗雲が立ちこめるような不穏なムードをシンセで展開するのは、確かにオーケストラでは無理だったかもしれない。あと、印象に残った曲を拾っておくと、「ラブ・イン・ニックス・ルーム」は、昨日の「リトルブッダ」のハイライトを思わせる壮麗な旋律でこれはなかなかの聴き物だが、これについては生オケでやった方がもっと良かったと思う。ついでに「交通事故」はなんかオケ収録前に、とりあえずシンセでスコアを音にしてみましたって感じなのがおかしい。「ウェイティング・フォー・マーダー」「キリング・コマンダー」「メイデイ」あたりはピアノとオケ(シンセ)の絡みを中心とした割とダイナミックな展開で、映画のハイライトを彷彿とさせる映像的に音楽だ。

 
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坂本龍一/リトル・ブッダ(soundtrack)

2005年10月13日 22時19分38秒 | サウンドトラック
 昨日、久しぶり聴いた「嵐が丘」がとてもよかったので、本日は坂本が作った同時期の映画音楽としては、「嵐が丘」以上に知名度も評価の高い「リトル・ブッダ」の方を聴いてみました。特定の音楽に対するモチベーションが上がっているせいではあると思うんですが、久しぶりに聴いてみたところ、これは素晴らしいです。なんでこんな素晴らしい音楽、これまで放置しておいたのだろうって感じ。
 一聴してぱっとしないまま放置してあった作品が、なんかのきっかけで、俄然、楽しめるようになる、或いは音楽が理解できたような気持ちになるということはよくあることですが、これもそのひとつかも....。こういうのはこと音楽に限らずいろいろな場面でありますが、こういう瞬間というのはとてもうれしいもんです。

 さて、この作品ですが、ご存じベルナルド・ベルトルッチ監督とのタッグによる第3作。映画の方は見ていませんが、おそらく坂本の映画音楽としては最高傑作の部類でしょう。音楽的な感触としては昨日の「嵐が丘」と基本的には共通していて、坂本らしい「痛ましいほどに美しい旋律」をベースに、「嵐が丘」のアイリッシュ・トラッド風味に対して、こちらはインド音楽がちらほらと顔を出すという感じです。ただし、スケール感はこちらの方が一回り大きくて、「嵐が丘」の情念に対し、こちらは悠久のスケール感とか運命論的巨大な力のようなものが伝わっくるのが特徴でしょうか。それにしても、坂本のオーケストレーションはなんといっても弦が命ですね。とにかく独特の旋律を美麗に奏でる弦の動きは絶品。時にイタリア的に歌い上げてしまうのは、ベルトリッチ監督の嗜好を配慮してかもしれませんが、この作品や「シェルタリング・スカイ」の大きな特徴です。

 曲としては、問答無用の美しさで魅了される「メイン・タイトル」「エヴァンズ・フェネラル」の他、「レッド・ダスト」の巨大でエキゾチックなスケール感。生オケとインド音楽のテクノのフュージョンみたいな「エクソダス」なども印象にの懲りました。あと、特筆すべきは声楽付きで演奏される「エンド・タイトル」ですかね。これの壮絶な美しさといったら、ちょっと言語を絶するものがあって、聴いていて鳥肌立ちました。坂本が自らの作品にオペラチックな声楽を導入するというのは、ずいぶん昔から、あれこれとトリッキーな形で試みでいましたけれど、基本的にはこういうことをストレートにやりたかったんだろうなぁと妙に納得しちゃいました。後半のシェーンベルクの「浄夜」を思わす、まさしく浄化されたような雰囲気などもの凄く感動的。現在、「これって、間違いなく坂本龍一の最高作じゃ~」とか思ってるところであります。
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FFXI <暗40,ナ40,戦33,白25,黒25, 狩20, シ20, モ10, 忍3>

2005年10月12日 23時18分26秒 | GAME
 忍者ジョブをとることを唐突に決めた。暗黒が40に到達して戦士もそのくらいにしようとパーティー参加希望を出していると、やたらと「サポ忍できますか?」というリクエストが多いのだ。もう三度や四度は聞かれたろうか。パーティーに参加しても、合間に「今のヴァナじゃ、戦士さんはサポ忍常識よん。次までにとっといて」とかTellでいわれたりするんだな。確かに敵からの攻撃を何回か無効にできる、忍者が使える空蝉の術というはパーティーの総ダメージを確実に軽減できる凄い技だと思うのだが、サブ盾のポジションまで求められるとなると、よほど択一的なものとして浸透しているんだろうななどと考えていたところ、月曜日の夜にだめ押し的に不愉快なやりとりがあり、「それならばとってやろうじゃん」と思ったというわけ。われながらおとなげない(笑)。

 とはいっても、忍者は40程度のソロでとれるようなものでないことは、事前に調べて分かっていたので、師匠を通じてLSの皆さんに助けを求め水曜日、つまり本日に実施することとした。その前日である火曜日には事前作業として、天晶堂の名声を上げをおこなった。天晶堂にいるPCに亜鉛鉱を4個トレードするという単純なものだが、これを繰り返しやることで名声が上がるらしい。なにしろこれが上がらないと、目的地であるノーグという場所で空蝉の術取得するクエストが受けられないから、面倒くさいがやらない訳にはいかないのである(笑)。で、商業区~港を何度も往復し、100個近い亜鉛鉱をトレードした結果、ジュノの名声を表すジュノのおにぎりの値段が148ギルになっているのを確認して準備完了。

 明けて今夜、LSの3人のベテランに同行してもらった上で、バス~ジュノ~カザム~ユタンガ~海蛇~ノーグと進み、途中、海蛇で魚人にかこまれ危うく死にそうになったりもしたが、めでたく忍者ジョブを獲得し、ついでに遁甲や空蝉もゲットし成功した。例によって私はついていっただけみたいなものだが、サポートジョブ獲得の時と同じくらいうれしいのが、自分でも笑える。ともあれ、こいつをレベル25くらいまで上げてしまうのを当面の目標とすることにした。狩人20にした時、しばらくはバスには戻ってこないだろうと思ったりしたが、わずか十数日に戻ってきたきた訳だ。という訳で明日からはしばらくバスを拠点に忍上げ&小銭稼ぎとなる。
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坂本龍一/嵐が丘(soundtrack)

2005年10月11日 00時25分03秒 | サウンドトラック
 坂本龍一が手がける音楽で世界的に一番有名なのはおそらく映画音楽ではないか。なにしろ、かの「ラスト・エンペラー」でアカデミー賞をとっているくらいだから、YMOとか一時、ヴァージンからワールドワイドで発売されていたロック路線の音楽などより遙かに知名度があるのではないだろうか。この「嵐が丘」はエミリー・ブロンテの原作を、演出ピーター・コズミンスキー、出演ジュリエット・ピノーシュ、ラルフ・ファインズ、シンニード・オコナーといった英国の面々で92年に映画化した作品の音楽を担当したもので、時期的には坂本が「ラスト・エンペラー」以降、もっとも映画音楽家然とした活動をしていたころの作品だったと思う。

 実はこの作品。当時、ほぼリアルタイムで購入したものの、一度通して聞いたのみで、その後なんとなく放置してあったものである。坂本の音楽が幅広く多岐に渡っているので、よほどインパクトがないと、次から次へ出る作品に対応するのが手一杯でこのアルバムのように「いつかじっくり聴いてやろう」などと思いつつ、10年以上たってしまった作品が沢山ある。テレビ朝日絡みで制作されたオペラ作品とか、オケと共演したバルセロナ・オリンピックの式典音楽、そして映画音楽の諸作がその典型で、この作品についても、坂本らしい旋律美のようなものが今一歩不発終わっているように感じたこと、また全体にあまりに静的過ぎてやや音楽の自立性のようなものが稀薄に感じたような記憶がある。

 そんなワケで実に久しぶりにこの作品聴いたワケだが、先の印象は基本的にはかわらないものの、今回聴いて改めて発見したことは、この音楽確かに静的ではあるが、実は情念的な音楽だったということ。ある意味バーナード・ハーマンに共通するようなニューロティックな情念がハーマンほど濃厚ではないけれど、随所に感じられるのが発見であった。ひょっとすると坂本は、大昔にハーマンが作った同じブロンテ原作の「ジェーン・エア」の音楽を参考にしたのかもしれないな....どと邪推したくなったほどだ。ちなみにメイン・タイトルはいかにも「映画音楽の坂本」を感じさせる、いたましいような美しさにあふれたもの。これが全体に循環して、静かな情念に満ち満ちた音楽になっている。また、これにユーリアン・パイプの音色など絡ませて舞台のローカル性をちょいと滲ませたりしているのも特徴だろう。
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JACQUES LOUSSIER / The Best of Play Bach(SACD)

2005年10月10日 16時46分25秒 | JAZZ-Piano Trio
 ジャック・ルーシェはバッハをジャズのピアノ・トリオにアレンジしたことで有名なピアニストです。人気のピークはやりは60年代後半だったと思いますが、80年代後半に「デジタル・プレイ・バッハ」や「バッハ・トゥ・ザ・フィーチャー」といったアルバムでかつてのレパートリーをデジタル新録して復活。その後はアメリカのハイファイ・レーベル、テラークに拠点を移しオハコのバッハの再々録音の他、ヴィヴァルディ、ショパン、サティ等をアレンジしたアルバムをコンスタントに発表して現在に至るという感じでしょうか。このアルバムはテラークから出た数枚のバッハ・アルバムから選曲されたベスト盤です(ただし、かなりヴァージョン違いが収録されている模様)。

 選曲ですが、「前奏曲第一番」、「イタリア協奏曲」、「G線上のアリア」、「トッカータとフーガ」といったオハコが並んでおり、まずはテラークでの「プレイ・バッハ」を楽しむには不足ないというところでしょう。まぁ、かつてに比べれば、「イタリア協奏曲」の両端楽章とか、「トッカータとフーガ」の後半のエキサイティングな部分での覇気は心持ち衰えているかなと思わないでもないですが、例の華麗な指さばきとスポーティーなノリ、ちょいとオシャレな小技を鏤めたアレンジは依然健在、爽快に楽しめます。また、「前奏曲第一番」、「G線上のアリア」といった曲ではエレガントで上品なムードは従来以上にいい感じで、こういうのはオシャレなBGMとして部屋で流してりすると、俄然部屋の雰囲気もかわるだろうなと思いました。もっともうちのむさ苦しいリスニング・ルームに、この音楽はもったいなさい気もしますが....(笑)。

 なお、今回はSACDということで、テラークらしい深々となる低音とナチュラルな中~高域と極上の音質で楽しめるのがなんともうれしいところ。93年の録音なので従来のマルチビット録音のSACD化ようではあるんですが、ハイハットやピアノの輪郭に刺激臭がみじんもない実に滑らかな音質になっているはやはり、SACDという器の大きさなんでしょう。ピアノのクリアな響きなど特筆ものでしょう。あとテラークでのジャック・ルーシェ・トリオはどれもアグレッシブといってもいいくらいにバス・ドラムの音圧が高いのですが、これのせいで、これまでのルーシェが行ってきた録音のどれともかなり感触が異なっているのは、聴いていてかなり新鮮なところです。 
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FFXI <暗L40,ナL40,戦L32,白L25,黒L25, 狩L20, シL20, モL10>

2005年10月09日 23時09分02秒 | GAME
 先週末からなんとなく暗黒のレベル上げに費やした一週間。暗黒騎士で両手鎌を装備させて、Ptに参加するのはなかなかつらい。なにしろ両手鎌の攻撃感覚が長い、空振りが多い、故にTPの貯まりが遅い、という三重苦状態なので、空振りが数回くらい続くと、まぁ、こちらの引け目からくる思いこみだろうけど、パーティー内の空気がなんか白いような気がしてしまう(笑)。まぁ、そのあたりを考えて、パーティー内では積極的に「釣り」を買って出たり、アシッドボルトしこしこ打ってTPを早く貯めようとしているのだが、これもなかなか思うようにはいかない。パーティーに戦士さんがいてシールドブレイク撃ってくれたりすると、そのあたり大分緩和されるんだけど、いつもいるワケじゃないし....。ただ、連携でトスでも〆でもいいんだけど、とにかく自分でマジックバーストを撃てるのは、けっこう楽しい。たまに黒魔法持ちが4人いたりすると、マジックバーストの表示がだーっと4つ並んだりして、これは壮観というか爽快感がある。ともあれ、クロウラーの巣を中心にあれこれやって、こっちも本日レベル40到達。

 あと、このゲームの師匠にあたる某氏にはここでもいつもアドバイスをもらってますが、いくつか今後の指標を上げて貰ったので(いつもありがとうございます)、これについてちょいとコメントさせてもらいます。

1.ミッションを4までやってフェロークエもやってNPCとなかよくする
  塔にいって大使を救出してくれば4になりますが、なにせこう下手だとランク3のままでいたい気分です。あとフェローって、私が好きなソロでちまちま上げる時なんか便利なんでしょうけど、一日何時間とか使い道に制約がありそうで手を出す気がしません。

2.忍者取得・15まであげてプロマシアいれて戦/忍でタブナジア進出
  忍者といえば、目下の花形ジョブですね。パーティーとかやって段々わかってきました。ぜひ欲しいところですが、ウィンダスの名声上げがめんどくさそうなのと、空蝉の張り替え等でミスって真っ赤かになっている忍さんみるにつけ、難しそうだな~、と逡巡しとります。ちなみにプロマシアは9月にインストール済みです。

3.メインのナイトをひたすらレベル上げ
  暗黒とナイトをメインにレベル上げして、つらくなってきたらどちらかに絞るって感じですかね。どっちもおもろしいですが、いずれもマニュアル本に書いてあるようなイメージと、現実に大きな落差を感じているのも事実。同じ頃に始めた新規の人で、最初なんとなく「強そう」ってイメージでこれになってはみたものの、「やっぱ忍者と赤しました」みたいなに、頓挫してる人は多いですよね。まぁ、自分はとりあえず、どっちもAFをとれるくらいにはなりたいと思ってるんですが。

4.レベル上げは放棄して合成生活
  これはないです(笑)。手間暇がかかるだけならまだしも、いかんせん金がかかりすぎます。あと、これは調理の時(ってそれしか知らないんですが-笑)なんかそうでしたけど、いかんせん金庫やカバンの収納数が少なすぎて、作ったものを結局店売りせざるおえなくなってしまうというがイタいです。私のような入門者ですらそうなんですから、高レベルの人は大変だろうなぁと思ってしまいます。倉庫キャラなんて、FFじゃあ足り前みたいで、私もしょうがないから作りましたが、あんなもん作らないとまともやっていけないゲームなんて、他のオンラインでは聴いたことないです(笑)。これはマジでなんとかして欲しい。

5.バリスタライセンスをとってバリスタデビュー
6.ナイトでマンドラ40BCに挑戦
  バリスタは難しそうで目下興味なし。BCは白で30超えてイレース欲しくなったら挑戦しようかと思ってます。

7.飛行艇パスを目指してミッション5までクリア
  これはやります。絶対に....。近日中にご協力お願いしていいですか。
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ハイドン交響曲第9番「メヌエット終止」/フィッシャー&オーストリア・ハンガリー・ハイドンPO

2005年10月08日 16時43分51秒 | ハイドン
 第9番です。さっそく各楽章を聴いてみることとしましょう。ます第1楽章は、弦のジグザグな旋律と管のファンファーレ風な音型を対比しつつ、推進力を持って進んでいくいかにもドイツ流な音楽。覇気充分で一点の曇りもなくぐいぐい進んでいくあたり、「英雄」や「皇帝」の先祖みたいな雰囲気を感じなくもないです。「英雄」といえば、この楽章の冒頭も和音の連打ってのもそういう印象倍加しているのもしれません。まぁ、英雄の二回に対して、こっちは三回ですけど。
 第2楽章はのどかな田園風景のような音楽で、ブルックナーあたりまで綿々と続くウィーン~オーストリア伝統の緩徐楽章というべきでしょうが、この楽章の場合、なごやかではありますが、ちょいと憂いを含んだムードが全体からそこはかとなく漂っているあたりがチャーミング・ポイントですかね。
 最終楽章は、第3楽章本来のポジションの通りメヌエットです。クラリネットが活躍するトリオを含め、いつもメヌエットに比べると、多少全体に重厚な雰囲気はありますが、これまたウィーン~オーストリア伝統のメヌエットとあまり変わりないムードで終始します。で、これで終わりなんですね~。このあとディスクでは第10番の第一楽章が収録されていて、ほどなく始まるワケですけど、これが本当の最終楽章のように聴こえてしまいます(笑)。

 というワケで、この9番の特徴はといえば、4番に続いて全3楽章でメヌエットで終わってしまう点でしょうか。私の場合はという注釈付きですが、とにかく普通の交響曲のラストはアレグロかプロストの急速調で駆け抜けるように終わって欲しいので、メヌエットで終わってしまうのは、まるで弁当箱にまだ卵焼きが残ってるのに、突然フタ締められてさっさと片づけられたみたいな(笑)、「えぇっ、これで終わりなわけ~?」みたいな違和感あります。そのはしごのハズされ方の唐突さでは、この9番先の4番以上だと思いますので、今回こそサブタイは「メヌエット終止」とさせていただきました。
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JOHN McLAUGHLIN / Extrapolation

2005年10月07日 23時41分12秒 | JAZZ-Fusion
 69年制作のマクラフリンのデビュウ作らしい。メンツはブリティッシュ・ジャズの面々で、この時期は彼は英国というローカルなジャズのフィールドに登場した、よくいえば気鋭のジャズ・ギタリストだったというところなのだろう。音楽的には好き者の間で有名なブリティッシュ・ジャズの重鎮ジョン・サーマンのサックスとマクラフリンのギターをほぼ同比率でフィーチャーした双頭コンボといっていいようなスタイルで、このアルバムから、わずか2年後に結成されることなるマハビシュヌ・オーケストラの音楽を想像するのはなかなか難しい。音楽的にはフュージョンやジャズ・ロックというよりは、いかにも60年代末期の香りが濃厚な「英国製フリー・ジャズ」という感じがするからである。

 めだつ曲を拾ってみよう、1曲目はリズムがころころかわる錯綜したテーマをマクラフリンとサーマンでユニゾンでもって執拗に演奏していくありたりは、いかにもマクラフリン好みな感じだが、ソロの方は割と普通、例の狂おしいようにテンションがのぼりつめていくようなところだとか、インド音楽的なエキゾシズム、ロック的なダイナミズムようなものはほとんどない。5曲目はアコギをイントロにもってきて、その後はサーマンとマクラフリンとの絡みで進んでいく瞑想的な一曲。7曲目はゆったりとしたリズムに始まり、次第に高潮していくマクラフリンのギターが聴きもので、ここにはその後のマイルス・バンドやマハビシュヌで開放されるロック・ダイナミズムの萌芽のようなものが感じれるのが興味深い。ついでに9曲目のスピード感とあばれ具合はなかなかロック的なもので、ひょっとすると、この曲あたりの演奏を聴いてマイルスはマクラフリンを誘う気になったんじゃないだろうかなどと邪推してしまったりする。ラストはちょいとインドの香りがするアコギのソロで、なんだか最後の最後でおそるおそる自分の趣味を開陳しているってな風情があるのは微笑ましい。

 というワケでなんか煮え切らない作品のような書きぶりだけど、個人的にはこういう作品は大好きだ。英国製フリー・ジャズ特有の弛緩すれすれの緊張感と妙な虚脱感のようなものは、好き者にはたまらない世界だが、このアルバムもそうした逸品として聴くと実に味わい深い作品なのである。 
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ALAN HOLDSWORTH / All Night Wrong(SACD)

2005年10月06日 23時32分11秒 | JAZZ-Fusion
 アラン・ホールズワースについていうと、私はあんまり熱心なリスナーではないのだが、初ライブ、しかも日本におけるパフォーマンス(本年5月5日、新宿ピットイン)で、SACD発売ということで購入してみた。
 最近のホールワースは、しばらく前の「ナーン・トゥ・スーン」など聴くと、もはやロック・ギタリストというスタンスではほとんどなく、あくまでジャズ・キタリストとして先祖返りを濃厚に指向してきているようで、聴いていて、例のアラン・ホールズワース節な音楽であるのは違いないとしても、その音楽的感触みたいなものは、もはやジム・ホールだとか、ジョー・パスあたりと共通するような、ようするに名技性とリラクゼーションのほどよいバランスを目指した音楽になっていたと思う。本作もライブとはいうことで、ギンギンにハイテンションなジャズロックを期待する向きもあると思うが、ここで聴ける音楽も明らかに近年のラインに沿ったものである。もちろん、ここ一発という時は例の流麗な早弾きを連打するし、なにしろリズム・セクションがジョンソンにワッカーマンなのだから、オーソドックスというには、かなりアグレッシブ、かつアブストラクトなものではあるのだが....。

 ざっと内容をみていくと、
 1曲目の "Lanyyard Loop" は新曲で、いかにもジャズ臭いコード弾きのテーマと妙に入りくんだリズムが奇妙な調和を見せるいかにもホールワースらしい作品で、かなりハイテンションな中間部のソロから突如シックなソロからテーマに戻るあたりがおもしろい。 続く、"The Things You See"は、近年のジョン・スコ、メセニー、マイク・スターンあたりやっている音楽と非常に近い音楽で、テーマはモダンなコードワークでジャズ的色彩感をかもしだし、中間部では本来のキャラでソロを弾きまくるという、モダン・ジャズ・ギタリストがいかにも好みそうな折衷的な先祖返り作品。
 3曲目の"Alphrazallan"はスローでブルージーな作品で、ここでもテーマはコードワークで提示し、インプロは彼らしいソロで展開というパターンだが、ここでのソロはブリティッシュ・ロック・シーンを放浪していた時代に見せたようなうねりが満載されたもので、個人的には聴きごたえ十分。
 4曲目"Funnels"と6曲目"Water On...."、そしてはそれぞれ旧作からの再演で、オリジナルと比較すると、ライブであるにもかかわらず、テンションを後退させ、リラクゼーションが表に出てきているのが特徴だが、なにはともあれライブで聴けるのは楽しいし、ソロもバリバリ弾いているのはファンにとってはうれしいところだ。
 5曲目"Zone"とそして8曲目"GasLamp Bluse"はおそらくフリーインプロ。前者はワッカーマンの炸裂するドラム・ソロからやや低回気味にホールワースのソロが繰り出し徐々に盛り上がっていく展開、後者はいくらブルースっぽいムードでかなりハイテンションに進行するもので、ホールワースの繰り出す超絶早弾きに思わずニンマリする。
 7曲目の"Above & ...."、ホールワースのソロを中とした、やや低回気味であるが、静謐で独特のムードをもった作品。
 ということになる。

 ホールズワースというとロック・ファンからは「ジャズ過ぎる」とやや距離をおかれ、ジャズ・ファンから「あの人ロックの人でしょ」みたいに白い目で見られたりして、絶妙に落としどころない人になっているが、この作品は冒頭でも書いたとおり、やはりジャズだと思う。ブリティッシュ・ジャズロックが好きな人よりは、近年のジョン・スコとかマイク・スターンあたりが好きな人が聴いた方がよほどしっくりくると思うのだ。
 音質はライブハウス的な乾いたアンビエンスを適度にとりいれた好録音で、これだけドカスカやっていながら、全く混濁せず、妙に生々しいのはDSD録音故だろうか。(03/01/02)
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ダイエット終了

2005年10月05日 23時45分10秒 | others
 今日当たりで我流ダイエットも半年になった。現在の体重は72~3kgというところだろうか。前回書いたのが約2ヶ月前だから、1~2kgは落ちたということになるが、さすがにペースが遅い。9月中などほとんど変動がなかったような気がするが、これは停滞期というヤツで、過去何回も経験しているものだ。これが過ぎるとまた落ち始めるワケだけど、とりあえずある種の達成感とともに、「もうこれでいいじゃん」というなげやりな気分になってきたのも事実だからである。

 それにしても、半年というのは自分のダイエットで27歳の時にやった期間と並んでほとんど最長である。あの時は25Kgくらい落としたものだが、さすがに代謝系が衰えてるんだろうな。体が活発に活動してくれないから、あの時と同じように脂肪が燃焼しないのだ。前回も書いたけど、こういうところで自らの年齢を感じるのはとち寂しいものがある。ともあれ。半年も我慢したのだが、これは少しは好きなものでも食おうと思う。そうなると止めどもなく、あれこれ食いはじめてしまうのが、私の悪いクセだ。今の体重を維持するのは、これまでの経験から痩せることより難しいかもしれないなどとマジで思っている。今日この頃である。
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MAHAVISHNU ORCHESTRA / Inner Mounting Flame

2005年10月04日 23時01分15秒 | JAZZ-Fusion
先日、レビュウした「火の鳥」に先行する71年にリリースされたマハビシュヌ・オーケストラの第一作です。前回知ったかぶりしてあれこれ書いたものの、恥ずかしながらこの作品を聴くのは、多分これが初めてです。これまでも購入する機会はいくらもあったでしょうに、そうしなかったところを見ると、前回書いた中学時代のマハビシュヌ恐怖症が意外と影響していたのかもしれませんね(笑)。ともあれ、初めて聴くにしては、何か聴いたことあるようなないようなフレーズやリフが頻出するのは、おそらくここに収められた音楽のエピゴーネンがその後続々と現れて、似たようなフレーズを連打して、私がそっちを先に聴いちゃってるからでしょう。それだけパイオニア的な音楽だったワケですね。

 音楽的には「火の鳥」に先行する作品ということで、ほぼ同一線上の音楽といってもいいよう感じですが、この作品では「マイルス・バンドに入ったエレクトリック・ギタリスト」というイメージを自ら敷衍したのか、ロック的な歪んだ音色、フレーズ満載で、1曲目の「Meeting of the Spirits」からソロからいきなりジミ・ヘンを思わずギラギラフレーズを臆面もなく披露しているあたりなかなかおもしろいですし、ファンキーな3曲目「Noonward Race」はイントロからけっこうロック的ダイナミズムが炸裂して痛快そのもの。8曲目「Awakening」の圧倒的なスピード感の中、レアード、ハマーに続いてやにわに登場するマクラフリンのソロの切れぐあいなどもう極めてロック的世界で、聴きながら中学の時、「火の鳥」じゃなくて、こっちを聴いていたらもう少しマクラフリンに対するイメージも違っていたかも....などと思わないでもなかったです。


 ついでに書けば、その後の作品に比べればではありますが、この作品ではいかにもマハビシュヌっぽいインド音楽的なテイストがまだそれほど濃厚でなく、比較的オーソドックスなジャズ・ロックのパターンで進んでいくあたりが散見するのもいかにもデビュウ作という感じがして初々しさがあります。2曲目のイントロなんかいかにも70年代初頭のオーソドックスなAOR的雰囲気です(AORという言葉は当時まだありませんでしたが)。ヤン・ハマーはこの時点では普通のエレピを弾くキーボード奏者で、その後の異種交配的音楽バトルに突き進んでいく獰猛さがあまり感じられませんし、リック・レアードもマクラフリンが持ってきた曲とアレンジに大人しくしたがっていると言う感じ。総体的にはこのアルバムではマクラフリンとビリー・コブハムの尋常ならざるテンションが全体の水準を大きく引き上げているものの、バンドとしての密度感のようなものや、オリジナリティという点ではその後のアルバムにちと劣るという感じでしょうか。 
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FFXI <ナL40,戦L32,暗L32,白L25,黒L25, 狩L20, シL20, モL10>

2005年10月03日 02時04分50秒 | GAME
「狩人の育成は週末の楽しみとして」などと書いておきながら、実はそのまま狩人育成の一週間となった。いかんせん、遠隔攻撃というのがおもしろ過ぎて、そのままバスでミミズその他を相手に狩人さん活躍とあいなったが、これには実はもうひとつ理由がある。それは「投てき」のスキルなのである。私は7月に戦士が装備できる武器をキャップとはいえないまでも、どれもそこそこ上げておいたのだが(これは後々、つまりこの一ヶ月とても役にたった)、投てきだけはほとんど手つかずだったのだ。狩人は幸いブーメランをかなり低いレベルから装備できるので、これを振り回してしてはミミズとまったりと戦っていたというワケ。これなら矢代はかからないし、今のところ弓術も射撃もキャップなので無理に使うことない、戦闘ペースとしては非常に遅くなるのだが、とりあえずこれで、一日ひとつかふたつずつレベルを上げ、木曜日にはコンシュダットに移って週末にはレベル15になる。

 さて、狩人がレベル15になったところで、パーティー参加も悪くはあるまいと、参加希望の球出しをしていると、早速お誘いがかかるが、これはちょいと意味不明な外人パーティーでなんかメンツが揃ったと思ったいきなり解散とかいうパターンの繰り返し、ゲーム内のベテランはこういう仕打ちを受けた挙げ句、外人さんをずいぶん嫌いになる人もいるようだが、こちとらこれで何度も砂丘を通り抜けてきたから、全く気にならない。むしろデフォルト。「あっ、そうですか、んじゃ次の希望だします」って感じで次を待つ。程なく今度は邦人パーティーからお誘いがかかり、それに参加。ここでは先日のユタンガでも一緒だった2アカウント持ちの方と再び一緒になった、なにしろ高レベルの黒さんが背後に控えてるワケだから、こわいもの無し、メンツはいろいろ変わったが一時は6人全部が打撃系という壮絶なパーティーで、ほとんど何も考えずに砂丘中のモンスターを弱いのから順次ガンガン叩きまくって、数時間で一気に4つレベル上げで19に到達して解散。あとひとつで20なんだがなぁ....と思っていると、今度は外人さんの米欧混合のパーティーに拾われた。こちらはナイトがふたりいるというおもしろいパーティーで、ひとりのナイトがもう一方に連携だの挑発だのあれこれアドバイスしてしているのがおもしろかったが(オレの時は砂丘レベルでそういう親切な人居なかったよ、シーフの時にはうるさいのがいたが-笑)、当方は狩人さんらしく釣りを担当、隠し海岸の近くでゴブを集中的に狩ってレベル20となった。

 本来であれば、日曜一杯使って到達すべきところを土曜に完了してしまったので、日曜日はずいぶん長いことほったらかしにしてあったミッションを思い出したようにやってみた。私のランクは3なので、バスの場合3-1がベドーに行ってクーパー・クゥダフを20体やっつけてこいというのもの。これはミッション開始から完了までムービーも含めてなかなかおもしろく、やってておもしろかった。もちろん担当したのはナイト40の私でソロ、30の戦士で暗黒ジョブを受けに来た時は亀さんみな強そうだったが、10も違うと平地にいるのはみんな楽勝。しまいには三体くらいまとめて叩いてほとんどケアルも必要ないくらいでこのミッションはあっけなく終了。次の3-2はグスゲンに行って池にいるノートリアス・モンスターから合成素材をとってこいというもので、同じくこちらも暗黒の時に痛い目にあっている所であるが、こちらはインスニの必要もなく、あっというまに合成品をゲットした。しかし、あすこにうろうろしているグールだの、狼の脇を通っても絡まれもしないのは、こっちも少しは強くなったんだなとちょっと感激したな(笑)。その後、ジュノへ帰還、ついでに3-3を受けたので、私も晴れてジュノ大使館職員としてかの地へ戻ったワケでようやく、ランクとレベルが一致したなという印象。実をいうと今まで気持ち悪かったんですよね。だってストーリーの段取りとしては、ジュノに拠点移すのは大体このミッションに前後してというが開発側の想定だったハズですから....。ジュノの大使館ではお約束の大使がデルクフに赴いたまま帰ってこないという展開になって、探してこいといわれたが、これについてはソロでもできそうだがしばらくは放置ときめた。

 ついでに書くと、その夜、ものはついでと暗黒31で参加希望を出したところ、邦人パーティーに誘われアルテパでひとつ上げて32に到達、とりあえず戦士と並んだところで今週は終了。
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チャイコフスキー幻想序曲「ロミオとジュリエット」/マゼール&BPO

2005年10月02日 14時22分36秒 | クラシック(一般)
 一昨日、購入したマゼールとBPOによる初期録音集から、本日はディスク7を聴いてみた。このディスクにはチャイコフスキーの「ロミオとジュリエット」と交響曲第4番が収録されている。どちらもチャイコフスキー作品としては、もっとも好きな部類に入るからだ。特に「ロミオとジュリエット」は、あまり深みのようなものはないが、ロマンティックで壮麗な旋律と派手なダイナミクスが巧い具合にバランスしたチャイコフスキー的な特性がよく発揮された曲で、個人的には「大好きな作品」な部類に入る。

 演奏を聴いてみると、緩急の差を大きくとった非常に表現主義的な激しい演奏という印象を受けた。前半部分は比較的おとなしめ、旋律もあっさりうたい、「諍いの音楽」になるとテンポをぐっと上げて、瞬間湯沸かし器のようにホットに舞い上がるという感じだし、続く「愛の主題」では弛緩するぎりぎりのゆったりとしたたたずまいで進み、再び登場する「諍いの音楽」ではテンションがぐぐっと上がるという具合に、とにかく振幅の幅が広い演奏なのである。もちろん最後に壮麗に再現される「愛の主題」では、先日ドラマチックさの方にも手抜かりはないが、やはり音楽が生き生きしているのは「諍いの音楽」の方だ。これは解釈云々というよりは、マゼールの若さ故の結果だと思う。そもそも「ロミオとジュリエット」はこうした青臭さがとてもよく似合う音楽なのだ。

 ただ、この演奏、57年収録ということでモノラルなのがいかんせん惜しい。こういう演奏であればデジタル録音でなくともせめてステレオ録音で聴きたかったところだ。マゼールは確かテラーク・レーベルでこの曲をクリーブランドとともに80年前後に再録していたはずだが、あちらは録音こそ極上だったものの、いかんせん演奏はすーすー流れるようなまるでカラヤンのエピゴーネンのよう仕上がりだったので、この曲のダイナミズムというのはイチイチ楽しめなかった。この演奏の収録がもう1,2年遅かったらと惜しまれるところである。

 ちなみに交響曲第4番の方は60年収録のステレオ録音で、60年としては並の水準だと思うが、モノラルの後だとさすがにホールの残響や広がりがよく感じとれる。これもテラークでクリーブランドと再録している。第4楽章大爆発はこの時期らしいものといえそうだが、全体としてはテラークの時と大差はない印象を受けた。 
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