(童話)万華響の日々

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東芝子会社、原発のWH損失と東芝会計の不正

2015-11-16 19:13:15 | 社会診断 企業

東芝不正会計問題は、原発問題を会計的に意図して避けてきたようだ、朝日新聞11/14号で、
東芝は13日、米原発事業子会社が2013年、14年3月期に計1600億円もの巨額損失を出したのに連結決算に反映しなかったことについて、「適正な会計処理だった」と主張する声明を出した。

東芝は今年、税引き前損益ベースで総額2248億円の利益を水増しした不正会計が発覚。歴代3社長が辞任し、8月に発足した新体制のもとで再出発を図った。 東芝は疑惑が明らかになった12日、報道機関の取材にWHの損失の事実を認める一方、東芝本体の連結決算に反映しなかったのは問題ない、と説明した。 東芝はWH買収で収益性を根拠に、WHのみえない価値を表す「のれん代」など約4千億円を東芝本体の資産に計上した。08年にはグループで15年までに世界で原発33基の新規受注をめざすと発表した。だが、11年の東京電力福島第一原発の事故後、受注は進まず、実績は6基にとどまる。

 WHは13、14年3月期の単体決算では資産の価値を切り下げて損失にする「減損」を実施。だが、東芝は損失を本体の決算に反映しなかった。その理由について東芝は、WHの燃料販売、保守・管理など建設工事以外の事業は好調で、「事業部門全体としての収益性が確保されている」と繰り返すだけだ。

  ■情報開示、問われる
  不正会計について調べた第三者委員会も、WHは対象にしていない。東芝が「不適切とは考えていない」(広報)と判断し、そもそも調査を頼んでいなかった。この判断自体も今後問われそうだ。
 東芝は13日の声明で、WHについて「可能な範囲で今後、積極的な情報開示に努める」としたが、その度合いが足りなければ、疑念が膨らみかねない。 (平林大輔)」(朝日新聞デジタル11/14、下線は筆者)

以上の記事で東芝が子会社の原発会社WHの巨大損失を連結決算に反映していなかった、意図的に隠ぺいしていたといわれても反論できないだろう、3.11の福島原発事故以来世界的に原発の受注が落ち込んでしまったからです、にもかかわらず安倍政権は原発輸出に躍起となっている、この政権の動きを邪魔してはならないという思惑が働いていないといえるだろうか


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