(童話)万華響の日々

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百両の木の実が小鳥に食べられて・・・・

2013-02-09 20:50:13 | ハナミズキとの語らい

百両の木に赤い実がなっていました

「百両の赤い実が、今はもうすっかりなくなってしまったね」

ハナミズキが不思議そうです

「そうなんだよ、赤い実を袋をかけて守っておいたのさ」

とおちゃんがそう話すと、

ハナミズキはなぜなんだという顔をしました

「小鳥たちが来て、たちまちに食べつくしてしまうからだよ」と、

とおちゃんが答えました

「そういえば、1月の大雪が降った日までは

まだ実があったねえ」とハナミズキ

「そのあと、鳥たちが見つけてあっという間に

食べつくされたのさ」

とおちゃんはため息まじりです

「きっと小鳥たちがどこかで

百両の種を落としてくれていると思うよ」

かあちゃんがそういいました

「そうやって、どこかで新しい百両の木が

生えてくれば嬉しいってことだね」

ハナミズキも納得したようでした

「百両の木は珍しいから

自然に生えれば好いことだなあ」

とおちゃんもうなづきました


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
期待 (わさび)
2013-02-13 22:36:43
ふりかけ屋さん
百両という花木はたしかに珍しいです
おととし園芸店で見つけて買いました
去年はたくさん花をつけてくれて
今年は赤い実がたくさんつきました
小鳥があちこちに増やしてくれることを
期待しているんですがね
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百両! (ふりかけ屋)
2013-02-13 10:03:57
千両、万両の他に、百両という植物があるとは知りませんでした。

わさびさんちの庭って、植物園みたい。
どれだけの種類の植物があるんでしょうねえ?
いつもオドロキです!

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Unknown (わさび)
2013-02-12 20:22:40
あんずさん
この鉢はしばらくは見つけられなくて
安全だったのです
ところが、1月のある日、見たら
赤い実が数粒なくなっていました
そしたらあれよあれよというまに
すべて喰いつくされてしまいました
うまかったのでしょう
現場をつかまえることはできませんでした
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こんにちわ (あんず)
2013-02-11 17:22:58
餌の少ない冬の時季は百両の実は
小鳥にとってご馳走だったのでしょうね
種が落ちて芽を出してくれるといいですね
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