今日お預かりしたのは以前こちらで修理を手掛けた Braun, SK 55 で残念ながら輸送中にシェルが
再度外れて仕舞い、出力のリード線も途中で切れて仕舞ったとのお話だった。 この種の機器の修
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トーンアーム先端に在るハズのシェルは外れ、また支柱部分も外れ掛かっていた。
この部分の固定は単に挿し込んであるだけで構造に問題が在る。
カートリッジの出力リードは全て途中で切れており再度ここを通すのは不可能。
リード線は樹脂で固まっており外す（引き抜く）ことは出来なかった。
仕方なく元々のリード線は諦め新たに細い (0.5φの) ジュンフロン線を加えた。
エポキシ系の樹脂で固定したので暫く硬化を待とう。
トーンアームとシェル、またトーンアームの支点部分も接着剤で固定した。
ターンテーブル用モーターの配線（黒）が片方外れていた。
今回はエポキシ系の接着剤を使ったので簡単には外れないと想う。
実際にレコードを演奏してみたが内側にスリップすることは無かった。
