テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

BRAUN, TS 45/1 (1964)

2017-02-21 21:00:17 | Weblog

 

画像をアップするのを忘れていたが久し振りの BRAUNで、確か初めてとなる TS 45/1 で片方の
チャンネルの音声出力が無く、また選局機構に問題が在るとのお話だった。  この種の装置の
修理、改造に付きましてはこちらのホームページ https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問い合
わせ下さい。

2月22日 動作を確認してみた。 お話の様に片方のチャンネルからは若干のノイズが出るだけ
だったが、出ている方のチャンネルの音量も不足している様感じられた。

2月23日 この機種のサービス・マニュアルを帰路通勤電車で眺め作戦を立てた。 近々取り掛か
らせて頂こう。 しかし内部の基板を表に出さないと回路が当れないがどうするか?

2月27日 分解に取り掛かった。

出力回路の片方のゲインが低かったが先ずはプリアンプから取り組んでみよう。

幸いこの機種のサービス・マニュアルが見付かったのでそれに沿って動作を確かめて行ったがど
うも動きが可笑しい。 先ずは容量抜けの可能性が高いケミコンの交換に取り掛かった。

プリアンプ基板内のケミコンの7割程を交換したが今日は時間切れとなった。

2月28日 プリアンプ部分のケミコンを交換した。 この部分の動作は良好となった。 次はメイン。

先ずは動作を診てみたが左右で可也ゲインに差が有った。 てっきりバランス調整と想った調整
箇所は音質調整と後で分かった。

メインアンプのケミコンの交換を終え動作させてみたが好結果が得られた。 今日は時間切れと
なったが伺ったご予算を既に超えて仕舞った。

3月1日 組み込みに取り掛かった。 ダイアル面でブラブラしていたゴムバンドは切断した。

 

組み込みにも可也の時間を要するが、組み込み後ダイアルポインターが若干引っ掛る感じだったの
で再度分解しようとしていたところで電話がなり(ユーザー非通知だったので着信音はならず普段は
気付かないのだが今日は偶々電話機が見えるところに在ったので着信に気付いた) 不機嫌に電話
に出た。  ダイアル・ポインターとダイアル板のクリアランスがギリギリでダイアル板が完全に止まっ
て無く少し下に落ちるとダイアル・ポインターに触れてしまう様だった。 (ガイドから外れていた)

3月2日 ご依頼主とアレコレ話した中で今回の機種をネットで検索したところこちらで以前手掛けた
際の記事がヒットしたとのことで自分でも検索してみた。 確かに2年半程前に手掛けており自分の
記憶力に不安を感じ始めた。 しかしお話では今回の機種をお住まいの近くの修理店?に持ち込ん
だがこの様に古い物は部品も無く、また火を噴く可能性が有るとの話で修理には至らず、ただ費用
1万円を請求されたとのお話だった。 


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