今日の 2,3 台目は以前1959年製日産オースチン A50 用松下製真空管式カーラジオを担当させて
頂いた方からのご依頼で、1台は動作が不安定、もう1台は全く動作しないとのお話だった。 この
種のカーラジオの修理、改造に付きましてはこちらのHP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ からお問
い合わせ下さい。
先ず動作が不安定で、時々動作することも有ると云う方に取り掛かった。 通電してみたが全く出
力は無かった。 色々確かめている内に基板を曲げ、ストレスを掛けると動作することが有った。
パターンにクラックが入っていることが想像出来たのでパターン部分の半田付けをやり直した。 そ
の後2時間程ランニングさせてみたが問題は診られなかった。
こちらは全く動作しないと伺った物だが、先ず電源のリードが無くなっていたので加えた。 結果音
量は少なかったが安定に動作していたので電解コンデンサを交換することにした。
交換後音量も正常となった。