2台目は初めてとなる Braun, DN 40 で徐々に暗くなり遂には全く点灯しなくなって仕舞ったとの
お話だった。この種の時計の修理のご依頼はこちらの HP https://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ にお願
い致します。
ネットで回路図を探したが唯一見付かったのは構造を示す下の図だけだった。
キャビネットの分解にも梃子摺ったが何とか無事に開けられた。
表示部は7セグメントの物だったがニキシー管を使おうとすると電圧が足りず、LED を使おうと
すると逆に電圧が高すぎる。 それ以前に発光色、サイズ、取り付け等の問題も有り他のデバイ
スに換えるのは非常に困難と想えた。
表示部は蛍光表示管が使われており徐々に暗くなったとすると封入されている不活性ガスがスロー
リークして仕舞ったか、フィラメント或いはアノードの電圧が下がって仕舞ったことが考えられる。
通電してみたが全く光らず回路図等の資料は無く仕方なしに片っ端から回路の導通を追った。
結果2箇所にパターン切れが見付かりそれらを修復した結果動作し出した。 しかしこれらの問題
では徐々に輝度が低下したとは考え難く、ある時を境に急に点灯しなくなったハズだが?
組み込み時刻を合わせた。 他にも幾つか機能が在ったがそれらの機能は未確認。