テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

山水 TU-777 + TU-555

2023-07-19 12:19:03 | 時計

  今日の2,3台目は山水のステレオ・チューナー TU-777 と TU-555 で FM の感度が低く、AM で
は発振が診られるとのお話だった。 この種のチューナーの修理のご依頼はこちらの ホームページ
http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/ (新) にお願い致します。

TU-777 に取り掛かった。

先ずは動作を診てみた。 このモデルも高周波部がいじられた様で周波数が可成り異なっていた。

確実では無いが多分 NHK FM 横浜 81.9MHz受信時、S メーターは可成り振れている。

局発を調整し周波数を一応合わせた。

次いで RF 段を調整して行ったが予想通りには感度は変わらなかった。 また調整しながらパルス状
のノイズが可成り混入していたが発生源を特定するのは可成り難航することが考えられる。

 

実際は画像の順序と異なり TU-555 から取り掛かった。

通電してみたが低い周波数ではスンアリ動作したが少し上に行くと動作が停止した。

どうも局発の周波数が可成りズレている(何方かが可成りいじった?)様だったので Lo と記された
局発用のコアを調整した。

可成りトラッキング・エラーが有るので何とか実際の周波数と表示値が近づく様調整してみた。

しかし感度は可成り良さそうだった。

上は NHK FM 横浜 81.9MHz、下は FM 横浜 84.7MHz。

上は J-Wave 81.3MHz、下は東京 FM の日野原中継 86.6MHz

トラッキング調整用と想われた TC0 のトリマーを調整してみたが場所に依っては動作が停止して
仕舞ったのでこの部分の深追いは諦めた。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« B&O, Beosound 3000 | トップ | 山水 BA-60 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

時計」カテゴリの最新記事