テレビ修理-頑固親父の修理日記

古いテレビ、ラジオ、カーラジオ、アンプ、プレーヤ、電話機の修理のご案内です。古い物でしたら何処の国の物でも略OKです

SONY, TR-8 (1963年?)

2020-11-27 16:24:08 | ラジオ

今日来られたオーストラリアの W.K. 氏が修理して欲しいと持って来た、SONY TR-8 で元箱に入った
綺麗な物だった。 この種のラジオの修理のご依頼はこちらのHP http://vrc-tezuka.sakura.ne.jp/にお
願い致します。

この機種で電池コンパートメントに緑青が見られ無いのは初めてとなった。

11月28日 回路を調べてみたが 2.6V で 200mA 程が流れた。

電源回路のデカップリングの電解コンデンサが短絡しているのかと想像したがそうでは無かった。

電源回路の抵抗値は方向に依って異なり順方向では約 13Ωだったが単三で何とか動作した。

12月3日 明日某放送局が再度収録に来ることになりもう少し何とかならないものかと資料を探した
ところ回路図等が見付かった。 想像では終段のトランジスタの問題と想うが先ず入出力のトランス
の電源ラインを外してみた。 想像通り電流はゼロとなり片方づつ繋いで変化をみたが矢張り終段
に過電流が流れていた。 次いでベースバイアスで電流が変化するか診てみたが全く変化せず、ど
ちらかの(両方の可能性も有るが)トランジスタの E-C 間が略短絡状態なのだろう。 ただ終段のト
ランジスタの交換は別の問題を起こして仕舞う可能性が高いので今回は止めておこう。

 

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