今日お預かりしたのは Space Commander G45 の送信機と受信機 Mark Ⅱ2台+サーボ5台で動作は
不明。 先ずは動作確認から始め様。 この種の機器の修理、動作確認のご依頼はこちらの ホーム
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送信のメーターは振れていた。
上の画像の右の受信機用のコネクタ(下の画像)が無かったので錫メッキ線で代用した。
幸い2つのサーボは良好に動作して呉れた。
もう一方の受信機に取り掛かったがこちらは殆ど動かず、偶に不安定な動作をするだけだった。
送信周波数は 40.795MHzだった。
後で調べたところ受信周波数は 20.105MHzx2=40.210+0.455=40.665MHzで 130KHz差が在る。
サーボ用の信号は非常に不安定なものだった。 (一部がガタガタと動くだけ)
早めに仕事場を後にして部品屋さんに寄り 40.333MHz (+0.455MHz=40.788MHz)の水晶を購入した。
それと念の為 J-K FF の IC (74LS107) も2個購入したがピンアサインが違うのでそのまま差し替えと
は行かない。
受信機の局発は20MHz台の水晶が使われているが特に逓倍回路は無さそうなので20MHz台で発振
させその信号に含まれる高調波成分を使っているのかも知れない。 昨日購入した 40MHz台の水晶
では動作しないかも知れない(局発の LC を変えなければならないかも知れない)。
5月20日 昨日購入した水晶の交換に取り掛かった。 元の周波数は 20.105MHz
交換した 40.333MHzの発振周波数を確認したが 1/3 の 13.448MHzだった(結果 40.799MHzとなる)
受信機の検波出力までは良好に機能していたがサーボは動かなかった。 信号処理に問題有り?
今回は片方の受信機(1セット)しか動作しなかったが、どちらかが動けばと云うご依頼には応えら
れたので由としよう。 回路図が在ればもう片方の受信機ももう少し診れたのだが何も無いとなると
実装密度の非常に高い装置は多くの時間を要する。